内容説明
大人になったら結婚して誰かの妻となり、幸せな人生を当たり前に送ると考えていた夏帆。しかし、大人になった夏帆は美人ではあったが、なかなか結婚の機会に恵まれず、気がつけば年齢も30歳を超えてしまっていた。夏帆自身も、このまま結婚しない人生もいいかもしれないと考え、一人で生きていけるようにとOLとして働き始めることにした。そんな生活を始めてから半年。仕事も楽しいと思い始めた矢先のこと。母親の行きつけの呉服屋の勧めで、夏帆はもう何度目にもなるお見合いをすることになる。そこで夏帆は、田中和夫と知り合った。和夫は夏帆の理想の相手とはかけ離れた人物だったが、彼の押しの強さ、そして結婚が決まった時の母親の喜びように流され、二人は夫婦となった。しかし田中家の妻となった夏帆を待っていたのは、同居の姑のいじめ、働かずにギャンブルをしてばかりの夫の世話だった。夏帆は自分の独身時代の貯金を切り崩しながらの生活をすることになっていく。離婚を考えながら生活を送っていた夏帆だったが、息子の誠太が生まれたことで気持ちを新たにし、和夫と共に幸せな家庭を築こうと、様々な努力を始める。夏帆は夫をなだめてどうにか自動車修理工場に就職させたり、理不尽なことで姑に辛い思いをさせられながらも、姑を立てることを心がけて生活を送る……。それらは夏帆にとって、間違いなく「夫からもらったもの」だったのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュースの素
12
いやはや、読んでて気分悪くなりそうだった。30過ぎて結婚を促す母親はやっと嫁がせてホッとしたが、相手の男は無能で社会性無し。同居の義母も同じで、イビるし、悪態はつくし。 夏帆はそのゴミ屋敷のような家で2人と何とか折り合いを付けようと怒りながらも努力の日々、これはもはやパロディではないか。何も出来ない夫にもらうものは、忍耐力や精神力。確かにいろいろ貰ったよなぁ〜。2017/12/19
野のこ
5
この夫からはもらいたくない。2016/09/17
りょう
3
あたしは、こういう結婚生活の意味はわからない。無理矢理意味づけするのも、わからない。2016/09/26
野川散歩
3
夫からもらうもの/もらったもの65章からなる妻の視点で語られる夫婦と家族の物語。こんな夫や姑に仕えることが出来る妻がフツーであるなら(無理です!)、世の中、未婚は減り、少子化の心配もいらないのでしょうが。それほど妻である夏帆の根性は凄かったのです。やや読みづらい文章であることや余りにも極私的なエピソードが多かったのが(特に保険代理店のところ)難点でした。2016/02/27
マダム ペアン
2
タイトルに興味を持って手にしたけれど、ギブアップ。究極のポジティブシンキング⁈ 2023/02/20




