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内容説明
病気の妻や子を抱え、多難な家庭生活を送りながら、ビジネスパーソンとしても大きな成果を上げた佐々木常夫先生。
定年後もベストセラー作家として、執筆活動や講演で忙しく過ごしていらっしゃいました。
そして、定年後ちょうど10年経ったとき足を骨折してまったく動けなってしまいました。
しかし、その足の治療でゆったりと時間を過ごせたからこそ次のようなことをじっくり考えられたそうです。
「人は何のために生きるのか」
「何のために働くのか」
「人が幸せになるということはどういうことなのか」
「幸せになるにはどうしたらいいのか」
「仕事とは何か」
「家族とは何か」
「苦境や病気にどう向きあうのか」
また、会社を離れて10年という年月がその答えを見つけるのに大きな手助けになったとのこと。
それではそれはいったいどのようなものなのでしょう?
この本にはその答が余すところ無く書かれています。
30代、40代での仕事の仕方から、定年を迎えるまでの生き方、
そして、定年後に幸せに生きるための心構えまで、現役バリバリの方々も定年間近の方々も本書には学ぶことが満載です。
◎目次より
*「自分の定年は自分で決める」時代がやってくる
*礼儀正しさに勝る静かで強力な「武器」はない
*定年の日に「過去の自分から復讐される」男とは?
*老いても子どもには依存しない、期待しない
*お金は「何とかなる」という楽観論でいい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Noriko S
1
定年を意識する年頃、心構えが必要なことが分かった。感謝する、人の話をよく聞く、学び続ける、深い交わりを淡白に、多くのものを持たない、自然体、いろいろ学ぶこと多かった。定年後の長い人生設計、これから数年かけて考えていこうと思った。2021/07/12
モビエイト
1
定年後にならないとわからない事、感じない事があると思います。今読んでも役に立つかなぁと思いましたが、充分若い時から心掛けていけば良い事が書かれていたので肝に銘じていきたいと思います。2016/06/26
bori
1
著者いわく、40代から定年を視野に少しずつ準備を開始した方がいいとのこと。いま、30代後半。遠い未来ではない。他にも、著者の経験を踏まえた助言が満載。取引先と一緒に仕事をするときに、相手の話を聞かずに偉そうな態度をする人はパフォーマンスが低く、反対に話を聞き現場の意見を取り入れることができる人はパフォーマンスが高かったとか。人間関係を良くするには、「与える」を少しだけ多くすることが大切だとか。変えられるものを変える勇気と変えられないものを受け入れる冷静さが大切だというアメリカの神学者の言葉が印象的だった。2016/06/17
yukioninaite
1
筆者に意図はないのだろうけど、この本のいうことが成り立つ人は、上場企業などで一定のステータスを得た人という感じがしますねぇ。筆者はその世界しか知らないから、仕方がないし、この方の本を購入する人は、その層だから違和感はないかもしれませんが。あと、目新しいなにかは、私には感じませんでした。2016/03/03
くらーく
0
タイトルと対象読者層が異なる。定年まで間もない人が読んでも、遅すぎる。若い人におすすめね。 この手の本は多々あるけど、結局は自分の体験を通して一般的な意見と言うか啓もうと言うか説教と言うかの話になる。 その時に著者の背景を知っておいた方が良いだろう。佐々木氏は東大を出て、大企業の東レに入り、役員から関係会社の社長をされた方だ。サラリーマンとは言えトップクラスの方。資産を積み上げるだけの報酬もあっただろうし、年金も多いだろう。真に受けてはいけませんよ、一般人は。 その上でも、参考になる意見は多々あります。2017/08/12