道は開ける 文庫版

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道は開ける 文庫版

  • ISBN:9784422100999

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内容説明

300万部を超える公式版から主要部分を集約した文庫エッセンシャル版

『人を動かす』と並ぶカーネギーの二大名著。人が生きていく上で誰もが直面する「悩み」の原因を客観的に自己分析し、心の持ちようや習慣を改め、心身の疲れを取り除く等の方法で具体的かつ実践的に解き明かす。苦悩するすべての人を心の闇から救いだし、行動と自己変革への勇気を与え、新しい人生を切り開くための座右の書。1944年の初版刊行以来、改訂が施されてきた現行の公式版である『新装版 道は開ける』から本編28章を収載した。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デーカ

48
古い時代から現代まで人間がいかに『悩み』というものに苦しめられてきたか、それをどう乗り越えてきたかが、多くの人の体験談などをもとに書かれています。病は気からと言いますが、精神的に疲れることが健康に害を及ぼす例なども興味深く、いろいろと考えさせられました。何度も読み返します。2018/10/08

Mr.チャーリー

44
「人を動かす」に続き、僕にとって2冊目となるデール・カーネギー氏の著書。「人を動かす」の内容がとても親しみやすく理解しやすかったのですが、「道は開ける」を読み進むのに時間がかかってしまいました。宗教的な色合いを所々に感じたからなのでしょうか。訳者は「人を動かす」の訳者と違う人ですが、訳し方の言葉使いの違いも、僕自身の理解に影響していたのではないかとも思いました。2019/06/03

Y2K☮

36
過去も未来もない。今この時が全て。最悪の事態を想定し、受け入れる覚悟を決め、それから落ち着いて好転させる努力をする。小事にこだわるには人生は余りにも短い。己の健康の為に敵を許し、忘れる。足りないものではなく恵まれているものに目を向ける。妥当な批判は成長の糧にし、不当なものは忘れる或いは逆説的な賛辞と受け取る。問題は逆境ではなくその捉え方。損失から利益を得る精神。疲れる前に休む。睡眠不足で死んだ者はいない。眠れぬ夜は寝ないで勉強しよう。むしろチャンス。決断即実行。やりたいことを楽しんでいれば悩む暇などない。2018/01/08

里愛乍

36
基本的にその日その日を一日で区切って生きること、そしてキャリア氏の公式(三段階)である。ここで一番難しいとされるのは2番めの「受け入れる」という行為であろう。大抵の人間は頭では理解できていることでも、感情は承知しないであろうから、だからここで悩むのである。この最悪の事態を「たかが」と思えれば、生き方もだいぶ楽になれるのではと思うのだけど。どちらにせよ言っていることは至極シンプル、そして最も行動が難しい。ゆえに成し得た者との差がここで出てくるのだと思う。2017/12/10

加納恭史

33
カーネギーの本は最初に「人を動かす」を読んだ。まあ人間の欲望の最大のものは「偉くなりたい」とあった。また自分の名前を覚えて欲しい要求も強い。世に言う、名前を残したいわけだ。それが人間関係の基本になる。相手を誉めると商談もスムーズに運ぶ。次にこの本「道は開ける」を読む。この本では人間の悩みについての考察である。最初はまあ今日を生きるのが賢明だ。過去をいくら悩んでも元には戻らない。エセー風に悩みとその解決方法を古来の言葉からかたる。わりに東洋風でもある。彼はピュリタンであるからそのように聖書の故事も語る。2023/08/28

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