内容説明
長年中国現地を取材してきたフリーライターが、現地で見て、聞いて、体験してきた、驚くべき中国人の実像に迫った、迫真のルポ。世界2位の経済大国にのし上がった大国の、理想と現実、本音と建前とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書トーシロー
1
▼いろんな場面が書かれていて、中国人とは道端やコンビニバイト店員でしか関わらない私のような疎遠者でも掴みやすい内容でした。 ▼確かに現地でやるには現地の人で現地に合ったやり方で、かつ、上から目線ではなくというのもわかりますが、面子と金(多かれ少なかれみんなそうなんでしょうけど)について、露骨に主張されるとねぇ。▼これまでの日本式のやり方云々はともかく、今は失われつつある日本人のよかったところは引き続き持っていたいと再認識しました。 2012/11/18
bitotakeshi
0
本書で書かれている内容は、あくまで個人の経験に基づく見解なので、傾向を掴む分にはいいかもしれないが、過信は禁物だ。実際に中国人はビジネスとプライベートを分けると記述してあるところもあれば、そうでないと書かれているところもある。何せ向こうは人口が多いので、そもそも画一的な中国人像を描くのは難しいだろう。本文で軽く触れているが、地方とか省ごとにその土地の文化と紐付けて語るのが適切なのかもしれない。中国人のことを全く知らないという人には、面白いと感じる内容にはなっていると思う。2016/01/13
てつてつ
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嫌中の本なのかと思い読んでみましたが、題名ほど過激ではなかったです。 現地で生活し中国人の伴侶をえている方の生の声が多く、冷静に友好的に捉えながら49対51の1%ほど日本人目線で書かれていて自分は好感がもてる内容でした。ただ、「郷に入れば郷にしたがえ」では納得できない所もあるのは 13億の多民の国だからでしょうか。2013/12/08
ice
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中国人はどんな考え方をするのかということを著者の実体験や、インタビューを元にまとめた本。 もちろん個人差はあるだろうが、なかなか興味深い内容なのでビジネスで中国人と関わりがあるという人なら読んでおいたほうが良さそう。 タイトルで損をしている本だと思う。2018/07/21