角川文庫<br> サイドシートに君がいた

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角川文庫
サイドシートに君がいた

  • 著者名:喜多嶋隆【著者】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • KADOKAWA(2016/02発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041646434

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内容説明

ときに楽しく、ときに切なく、恋愛を引き立てるクルマたち。そんなクルマがさらりと存在感を漂わせる、恋愛小説集。ロスの郊外で、思い出のフォルクスワーゲンを見つめながら、十代の失恋を、痛みとともに懐かしむ「あの頃、フォルクスワーゲン」、大きな体で、なぜか小さいクルマに乗っている青年との恋を描いた「コスモスが泣くかもしれない」。ほかに「シャンパンを、雪で冷やして」「マンハッタンの片すみで」「ロードスターの逃亡者」。ほろ苦さの中にも、愛おしさあふれる、大人のための5つの愛の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

93
車を舞台にした恋愛短編集です。登場するクルマは五台で、ロスではビートル、富良野ではパジェロ、ニューヨークはキャンピングカー、箱根芦ノ湖はユーノス、湘南の鎌倉はミニになります。北海道の富良野はワールドカップスキーをバックにステキな話が綴られています。個人的にはラストのミニの話が好きです。男女それぞれのジュニアのサッカーコーチの出会いから、親しくなるまでが喜多嶋先生ならではの描写かなと。全部が全部、ハッピーとはいかなくても大切な思い出はクルマとともに自分のキモチ、アタマの中で永遠に語り継がれていきますね。2024/06/11

空飛び猫

4
傍らには車。 多分いつか、思い出を乗せて、走る。2018/08/19

kikizo

4
この人の小説はいつも読後感がいい。今回も車をキーワードに軽い語り口調で淡々と物語が紡がれていく。わたせせいぞうさんの挿絵があればピッタリ。と言う感じの作品の数々。肩も凝らず新緑の爽やかさを感じました。2018/01/08

4
舞台が外国のものがあったし読みやすかったです。

パパんつ

3
VWビートル、三菱パジェロ、キャンピングカー、MAZDAロードスター、ミニ…これらの名車と、それぞれの恋の物語です。 ちょっぴりビター&スウィートな大人のための作品。 クルマ好きの方、ぜひ読んでみて! 読後の爽快感は格別です!

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