新潮文庫<br> 暗闘 尖閣国有化

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新潮文庫
暗闘 尖閣国有化

  • 著者名:春原剛【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 新潮社(2016/01発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101353937

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内容説明

2010年9月、尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件は日中関係を制御困難な混乱に陥れた。そして2012年4月、石原都知事は「尖閣購入」を宣言する。「中国と戦争になっても構わない」。知事の言葉に戦慄した民主党の野田首相は、この島々の国有化へ向けて大きく舵を切った。動き出す外務・防衛官僚、官邸での「頂上会談」……日本の安全保障問題の最前線に切り込む緊迫のドキュメント。※新潮文庫版に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hippos

5
時系列に尖閣問題についての概略は理解できた。当時の石原発言にはびっくりしたし、(都が購入するより)国有化のほうがマシだと思っていたけどそれほど簡単な事でもないことがよくわかった。民主はダメだと思っていたけど野田氏は前二人ほどでもないんだね。2015/10/17

Ted

3
'13年7月刊。△尖閣諸島国有化を巡る日米支の内実や水面下の動きを描いたノンフィクション。尖閣国有化は民主党政権時代の唯一評価できる実績だった。2018/09/15

セイタ

2
尖閣諸島を巡る日本の国内政治を分析した苦労作!様々な立場の人の意見が載せられている。日本も中国もアメリカも一枚岩ではなく、それぞれの国内には様々な立場があることを再認識した。アメリカが「尖閣に安保を発動」させるためには、議会の承認が必要である。つまり、アメリカ世論、ひいては国際世論の同意が必要である。この本は野田政権へのインタビューを中心に書かれた本なので、やや民主党政権よりな気がする。石原知事へのインタビューもして欲しかった。2016/09/11

sg

1
暗闘って響きに惹かれてなんとなく買って積んでたけど、なにかあって所有者が変わったら読む価値もなくなるなと思って読むことにした。各位の今の立場を念頭に置いて読むとまた味わい深い。/ なんだ案外ちゃんと根回ししてたのに詰めの段階で急にああなったのか。 こんなに腰が引けてたアメリカが今や正真正銘の核心的利益の台湾にまで肩入れしてることを思うと、はっきり情勢が変わったことを実感させられる。 日中関係だけでなく、米中関係の転換点でもあったのかな。知らんけど。2023/02/26

mm71

1
尖閣諸島をめぐる野田政権と石原都知事、さらに、中国との緊迫の戦い。当時、都知事の購入宣言に溜飲を下げる思いだったが、後の展開を見ると、目立たず、実効支配を続けられなかったと思ってしまう。2015/09/01

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