文春文庫<br> 彼女について

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文春文庫
彼女について

  • 著者名:よしもとばなな
  • 価格 ¥540(本体¥491)
  • 文藝春秋(2016/01発売)
  • 【kinoppy】文藝春秋 電書の森フェア2021 ポイント40倍!(~9/30まで)
  • ポイント 160pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167667061

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内容説明

由美子は久しぶりに会ったいとこの昇一と旅に出る。魔女だった母からかけられた呪いを解くために。両親の過去にまつわる忌まわしい記憶と、自分の存在を揺るがす真実と向き合うために。著者が自らの死生観を注ぎ込み、たとえ救いがなくてもきれいな感情を失わずに生きる一人の女の子を描く。暗い世界に小さな光をともす物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

月六

83
「時間の感覚が夢の中みたいになっていたら、きっといつでも優しくいられるんじゃないだろうか。ほんとうは人は人にいつだってそうしたいんじゃあないだろうか」。設定はファンタジーだけれど、読む人の心をほんのり照らす力のある小説。普通、自分のような読者は、リアリティーや事実性などに力を感じるはずなんだけれど。この筋に読者をついてこさせるには、やっぱり卓越した筆力がないと無理だったろう。こういう小説に出会えるたびに、物を語るっていいね、素敵なことだね、と思う。よしもとばななを読むのは初めて。面白かった。2017/04/29

優希

57
優しくてあたたかくてホッとする感じがあります。魔女の呪いから逃れるために旅に出る由美子と昇一。両親の忌まわしい記憶と自分を揺るがす真実と向きあうのがひりひりしました。死生観と希望がなくても美しい心を失わずに生きるひとりの女の子の姿がじんわりきました。世界は暗いけれど光が差してくるようなあたたかみがありますね。由美子が子供っぽくなっていくのが少し不思議な世界観の味を出していると思います。日々の幸せをそっと切り取っているようなところが随所に見られ、心がほっこりさせられました。2014/09/14

ゆめ

56
とても残酷で辛いお話と思いながら読んでいたら 全く想像しない展開に。でも残酷さは変わらず 私はあまり読了後 爽やかな幸せな気持ちにはなれなかった。2018/10/21

yanae

36
ばななさん長編。個人的にばななさんの本って最後が気になる!っていうよりかは一文一文を楽しむのがほとんどなんですが、今作は「ん?これはこうなのか?」など推測させるつくりになっていて、最後が気になる!という楽しい読み方も出来ました。もちろん従来どおり一文ずつ大事によめる要素もあり。 お話自体は軽い話ではなく、主人公の悲惨な過去、トラウマを幼馴染が一緒にたどっていくというもの。でもばななさんのあとがきにもあったけど、重い話なのに癒しがあって読むのは苦痛ではなかったです。最後は本当にビックリ!2013/09/25

Anemone

31
著者が大好きなホラー映画をベースに書いたというのを読み終えてから知る。ふーむ、こんな話だったのか。今は生きている人のことが読みたいからか読み終えるのになんだか時間がかかってしまった。2020/07/17

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