内容説明
同志たちよ、放課後は、“ロール”で遊べ!! エリート校・三傑野(みけつの)学園に通う黒真木国俊(くろまぎくにとし)は、勉強漬けの窮屈な高校生活の中、文学研究部で歴史好きの美少女・朝霧(あさぎり)こだまと過ごす放課後が心の癒しになっていた。 だがある日、こだまが傷害事件を起こしたとして呼び出される。しかもこだまはその間の記憶がないという。そしてこだまを見たクラスメイトの米谷志穂(よねやしほ)が「何か憑(つ)いている」と指摘した矢先、こだまは国俊を「歳三(としぞう)さん」と呼ぶ別の人格に変化する。それはまさに、こだまの憧れる新撰組(しんせんぐみ)の沖田総司(おきたそうじ)そのものだった! さらに学園ではこだまと同様に“ロールプレイ”という憑依(ひょうい)現象が多発していて!? 憧れのままに心を解放し、己の美学を求め、遊べ! 憑依系学園アクション、始動!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
26
あこがれがいきすぎて、歴史上の人物や物語の登場人物に変身してしまう、という設定に魅了された(「新型中二病」というネーミングがツボる)。主人公の、その現象を使って全力全開に遊んでしまおうとする思考が好きだ(遊ぶためには、それを余所から禁止されないためのルールが必要、という冷静さもよい)。いろんなキャラクターを着た学生たちがカッコよくなりきってやりたいことをして、楽しそうに駆け回っていて、とてもおもしろく読んだ。仲間に入りたかった。いまならわたし、グインを着れる気がする(たぶんムリ)。2016/02/04
真白優樹
7
生徒が憧れた人物が憑依する現象が起きる学園で偉人達が乱舞する物語。・・・さあ遊ぼう、この自由な小さな世界の中で。「なりきり」とは本物か否か。彼らは本物か、それとも。だが一つ確かな事は彼らはそれぞれの心や役割に従って小さな世界の中で遊び回っているのであり命がけの戦いも彼らにとっては遊びなのである。・・・うん、あれだ。多分誰しもがこの状況をどこかで楽しみ遊んでいるのでありどこか不思議な爽快感を覚える。また設定も中々に分かりやすく物語にすらすらと入っていける。若干ルパンが万能な気がするが。 次巻も楽しみである。2015/12/23
METHIE
6
良かった、憑依ではなく演技なので実在の偉人だけではなく、フィクションの人物も登場出来るのはいいと思う。2016/03/24
sion
6
ルパンと沖田総司が同じ舞台に立つってどんな内容だろうと思い購入。この新型中二病の本気のごっこ遊びは楽しそう!ストレス発散との事なのでロール出来そうなきがします。今後、大人の企みが有りそうですがまとまっているので二巻はでるのかな?2016/01/19
みるく
3
高校の制服のはずなのに、某レストランチェーンの制服に見えるのは気のせいか?(^^;2016/01/05
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