内容説明
環境志向の高まり、化石燃料の枯渇など、従来の揮発油(ガソリン、ディーゼル油)を燃料とした自動車、自動車産業は転換を迫られている。エコカーとして先行したのはハイブリッドカー(HV:Hybrid Vehicle)。しかし、エンジンとモーターという2種類のパワープラントにはむだが多く、エコカーの本命は他のシステムあるという声も多い。この本では、なぜハイブリッドカーが市場を獲得できたのか? そして今後、技術における理想論と社会のニーズから生まれる新しいエコカーと社会の姿を探っていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
4
単純な重量だけで考えれば、ハイブリッド車は普通車と比べてかなり重たい。そのため、多少エネルギー効率を高めたところでそのプラスは運ぶ重量に相殺されてしまう。それでもハイブリッド車のほうが燃費を良くするためには、圧倒的なエネルギー効率を実現する以外に方法はない。2015/09/08
Masumi Shinohara
0
話が少し都会中心ではないだろうか。私は田舎で育ったが、一日100キロの車通勤をする人も少ないがいた。一時間程度であれば80キロ前後だし、EVが浸透するのはまだ時間がかかると思う。 ワイヤレス充電といったインフラをどこが担当するのだろう。ガソリンスタンドの会社がいずれ成り立たなくなる可能性があるから充電業界というのが新たに開発されていくのだろうか。2015/02/07
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