内容説明
社長令嬢ギャビーはハンサムな夫ベネディクトと、海に臨む邸宅で、誰もがうらやむ豪奢な生活を送っている。だが、夫が会社のために政略結婚したのは周知の事実だ。どこか距離を置く夫の心をつかみきれないギャビーは、ベッドの上でしか愛されない悲しみを氷の仮面で隠してきた。そんなある日、モデルとして成功した継妹が町に帰ってきた。昔から何かとギャビーを目の敵にする美貌の妹は、ベネディクトを奪ってみせる、と不敵に微笑んで告げた。こみあげる嫉妬と不安にギャビーは苛まれて……。
*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
14
むっちゃ財産家の娘さん。すごく魅力的な男性と幸せに結婚してるけど、彼は私をお金抜きで愛してるのかしら?と不安。子供の時に自分自身の素晴らしさを周囲の人に肯定してもらえなかった女性にありがちな言動です。父、そして表現力が足りない夫に喝!でもこういう男子多い!うちの旦那さんも「ええっ何で言う必要があるの?」系。こないだスターウォーズ・ハンソロの有名なセリフ:姫「I love you」ソロ「I know」で口論するロマンス小説と、SWコメディマンガを大笑いで読みましたが、まさかうちの家でも同じ会話がきたとは!2016/01/14
なえ
0
ベネディクトは最初から主人公を愛していたと思う。 ただ単にベネディクトの表現力の足りなさからくる主人公の不安なんだなと。2016/02/18