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内容説明
菌血症とは細菌が血中に入り込み全身を巡るものをいう。身体の中でただ1カ所、日常的に細菌が血管に容易に入り込む場所が、歯の根元にできた虫歯(主食が原因)や歯周病。血中の細菌は全身で炎症を進行させ、心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化、がん、認知症等の原因となることがわかってきた。予防には主食を重視する栄養学の見直しが必要。古代からの人類の歯や骨の変化や最新研究を元に、医科と歯科の連携、口腔ケアの重要性を説く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラウリスタ~
12
タイトルで食わず嫌いする白米派も多いだろうが、中身はかなりきっちりした予防歯科の本。菌が体に入り込むルートは大きく二つ、腸と歯茎。歯周病菌は足の血管にも流れている!幼児に口移しすると虫歯菌が…という説に対して、砂糖がなければ虫歯にはならない、むしろEBウイルス(俗称キス病)の抗体を幼少期に作るメリットもある。小児虫歯はエナメル溶かす砂糖、大人虫歯は歯茎の象牙質にデンプンが付着することで起こる。大人の虫歯の原因は、暖かい白米!江戸時代に米=貨幣となったことで日本はカロリーベース至上主義になり、多様性を失った2018/05/19
しゅわっち
11
簡単に読める本でした。動脈硬化は、口内細菌が、起因することを書いています。LDLコレステロールが、高いのは、そのせいであり、原因でないと言っています。足の動脈内には口腔内細菌と9割以上一致するそうです。その菌により、心筋梗塞、脳梗塞、認知症が起きると言っています。縄文時代の歯からも、虫歯が見つかり、砂糖でなく、稲作であることを示していました。特に歯周病菌が、いろいろ悪さをするそうです。糖質制限も大切ですが、現状の口腔細菌を減らすためにこの本推奨の3DSを検討しようと思います。 2019/06/29
ATS
7
再読。口腔衛生悪化による菌血症(血液の中に侵入した菌が慢性炎症などの害をなすこと)が癌や高血圧(動脈硬化)、心筋梗塞など全身の病気に関わっていることを研究などをもとに紹介。筆者の考えとしては「糖質」が口腔衛生悪化の原因であり、糖質制限(良質な糖の摂取)が重要とのこと。糖質制限に関しては糖代謝の悪化なども考えらるため原価にやり過ぎとそれはそれで糖尿病などの温床になるのではないかと。口腔ケアも重要であり歯科受診や3DSといった治療法を推奨。もう少し口腔ケアの方法を解説してくれたほうがよかったかなという印象。2020/12/04
柊
6
3DSなんて画期的なものがあるのか!知らなかった。しょうじき、歯間のバイオフィルムが処理できてるとは到底思えないので専門医のトコによろしくしようかな。いやしかし、糖質ってホント最悪の物質だなー。うめーうめー言いながら白米食べてた時代がなつかs・・・・・・いや恐ろしいだけだな。今後も糖質制限はやっていこう。2019/08/21
ochatomo
6
狩猟から米作へ税収確保のため肉食禁止とみる 歯肉炎から血管内に炎症がおき動脈硬化等の原因となる 歯垢が糖質の鎧をきてバイオフィルムを形成すれば物理的に砕かないと抗菌剤も届かない 3DSという殺菌法を紹介 2015刊2018/02/26
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