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内容説明
ソフトウェア開発のマネジメントについての翻訳書。机上のプロジェクトを前提に特定の方法論を推薦したり特別なツールを紹介したりするのでなく、現代的なソフトウェア開発の現場で実際に生じるリスクや問題を発見し、それを乗り越えるためにどんな方法論が応用できるのかを実践的に解説している。原書は2008年のJolt Award一般書部門でProductivity Winnerを受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいそ
2
2008年。自分は管理される側なので、本題の周辺の開発者よりの話がおもしろかった。ペアプログラミングのコード開発スピードアップ以外の利点、部分的に完了した作業のことをリーンソフトウェア開発の人たちはムダと呼ぶ、テスト駆動開発はテストより設計に関わるものなど。「ユニットテストを自分の仕事だと考えていない開発者が各ユニットテストはないほうがまし。」「開発者は自分の仕事が設計とコード書きだけだと思いがち。」「コードを書く時には欠陥も書いているという事実に気づかない開発者が多すぎる。」といったあたりは耳が痛い。2018/08/16
pragma
2
プロジェクトの開始から終了までを流れに沿って プロジェクト管理手法について実践レベルで書かれた本です。 ターゲットとなる読者はプロジェクトマネジャーやリーダーです。 プロジェクトのライフサイクルをアジャイルにするように 推薦していますが、特に固執することもなく、 他のライフサイクルについても解説があり分かりやすいです。 たくさんのプラクティスが紹介されて、 私も実際にやってみようと思うものがありました。 2009/10/04
leather_sole
2
内容の濃さは文句無しだが、全編に渡って「逐次開発の場合は…」「アジャイル開発の場合は…」と分岐が多すぎる。文中にエッセンスが埋め込んであるから、リファレンスとしても使いにくい。読書時間対効果という意味ではあまり好きになれない。2009/05/03
けーすけ
1
プロジェクトマネジメント全般について書かれた良本。読むのに長い期間かかりすぎたため、今でも印象に残っているのは「速度チャート」「EQF」くらいです。私の今の関心事が「プロジェクトマネジメントがうまく行くとどのような成果を生むかを明確に数値で表す方法」なため、印象に残ったのだと思います。他にもいいこと書いてありましたよ。確かに冗長な気はしますが。再読します。2011/07/30
kozawa
1
悪くはない。この手の洋書にしては冗長ではないけれど、リファレンス的に使いたければノートに本書まるまる要約をまとめるのが吉。といってもそんなにも役に立つかというと、ほどほど。ウォーターホール向きではない話題が多め。翻訳は安心のでびあんぐる。2011/06/10