ジャック・リッチーのびっくりパレード

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ジャック・リッチーのびっくりパレード

  • ISBN:9784150019037

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内容説明

これが読めるのは日本でだけ!?《このミス》第1位作家最強のオリジナル短篇集。デビュー作(きゅんとする恋のミステリ)から、遺作(亡くなる時まで執筆していたミステリ)まで全25篇収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅はこべ

80
『クライム・マシン』『10ドルだって大金だ』『ダイアルAを回せ』『あの手この手』そして本作と、ジャック・リッチーにハズレなし。サキ、チェーホフと並んで好きな短編作家だ。『カーデュラ探偵社』やっぱり買わねば。ヘンリー・ターンバックルもの、まとめて一冊にならないかな。2016/04/29

ねむねむあくび♪

60
図書館の本。星新一さんのショートショート、と言うよりは、昔のSFマガジンやミステリーマガジンに掲載されていた海外物の短編を思い出した。ウイットの効いた上品な翻訳文が、昭和っぽくて懐かしかった~((o(^∇^)o)) 捻りの効いたショートショートは、『そうきたか!』とニヤリとさせられ、楽しませてくれました。なかなか面白かったです。2016/04/28

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

55
『ジャック・リッチーのあの手この手』が傑作選だとすれば、それに比べるとやや地味な印象。でも、ターンバックル刑事ものやカリギュラ探偵社が入っていたのはうれしい。バラエティ豊か。最後のオチがいい物悲しい話の「戦場のピアニスト」と、なるほどクールな話「おいしいカネにお別れを」がお気に入り。2016/03/18

ロア

51
贅沢な読書体験をしたという満足感でいっぱいです(*´Д`*)短編小説家ってすごいなぁ。どの作品も優劣つけ難いけど、「ようこそ我が家へ」「独房天国」「容疑者が多すぎる」「帰ってきたブリジット」が特に好き♪(*´∀`*)オープニングの「恋の季節」も、50年代アメリカ女子の恋愛模様が予想外のきゅんきゅん具合で、個人的には耳すまに並ぶくらいあまずっぺーと思いましたよ(〃ω〃)ハヤカワポケミスは紙質が良く手触りが最高で、読んでてほんと気持ちいいです。ちょっと縦長のカタチも好き。2016/02/22

Panzer Leader

47
前作「あの手この手」と同様日本初訳の短編集という事で、出涸らしのお茶みたいな作品ばかりだと嫌だなと思っていたが...失礼しました、全くの杞憂でございました。様々な味付けのラストで外れ無しの傑作ばかり。特に生前最後の作品「リヒテンシュタインのゴルフ神童」は自分の大好み。残りの作品も是非翻訳して欲しいけれど小鷹さん亡くなってしまったから難しいかな。2016/07/04

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