ハヤカワ文庫SF<br> 異種間通信

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ハヤカワ文庫SF
異種間通信

  • ISBN:9784150120481

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内容説明

一九六四年、火星探査機により小惑星帯で発見された未確認物体。以来数十年、NASAは秘かに観察を続けていた。だが近い将来、この物体に小惑星が衝突すると知ったNASAは、太陽系外の未知の技術を取得すべく、急遽この巨大異星船に六名のスペシャリストを送りこむが……傑作近未来ハード・サスペンスSF

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう

25
図書館本。読んだ本登録999冊目のこの作品。別にスリーナインだから銀河鉄道つながりでSF読もう!とかじゃなくてたまたま読んだのがSF作品だったのですが…だったはずなのですよ。火星近くに漂う謎の宇宙船を回収し異種と出会い、彼らとの違いなど様々なことを知る…と思いきや。惹かれ合う乗組員の男女の間に異種が割りこんできて…ってあれ?私ってSFじゃなくてロマンス読んでた?いつからか恋愛模様が描かれ始めましたよ。終わり方も続くの?って感じだったからなんとなくモヤっとしたまま終わってしまったなぁ。設定はいい感じなのに。2016/03/12

宇宙猫

23
★★ 仲間を信用できず情報を隠匿して危機に陥らせた後、自分で解決してヒーローになる 嫌いなタイプのヒーローものだった。「銀河の荒鷲シーフォート」を思い出した。続きはもういいかな。2016/12/17

けいちゃっぷ

15
新たなる(遥かなる)旅が(冒険が)始まりそうなラストにすべてを水に流せそうな気分になったが、そうは言っても途中の展開がなんとも・・・。 50年も前に小惑星帯で発見された未確認宇宙船の危機を前にして、ついにNASAは有人宇宙船を送ることになった。 という前フリは良かったが、宇宙船に乗りこんでからがなあ。 ハーレクインなんか読みたくないし、陳腐なガジェットにうんざりしたこともありました。 476ページ 2016/11/22

小太郎

14
1964年火星探査機マリナ―4号が小惑星帯で未確認大型宇宙船を発見NASAはずっとその事を隠していたが、その船に小惑星が衝突する事が分かり、破壊される前に未知の技術を取得するために6人の科学者を送り込む。こういう風に紹介された設定の面白さに惹かれて読みました。乗り込むあたりまでは何とか読ませるんだけど、そのあとが全然ハードSFじゃなくて大昔の大活劇ハーレクイン風展開。こういう馬鹿話は嫌いじゃないけどそれにしても万事都合よすぎなのはオールドSFファンにしても流石に食傷気味でした。続編出るらしいけど微妙かな?2017/10/05

わたなべよしお

12
実に面白かった。 読み始めたら止まらなくなり、一晩で読了した。これが第一作というのだから大したものだ。読み終えた直後「まさか、これで終わり?」と悲しげなったが、やはり、続編があるようだ。皆さん、続編が出るようご協力を!2016/01/11

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