内容説明
Subversionは、オープンソースなバージョン管理ツールで、既に幅広いユーザの支持を得ている。本書はプログラマを対象にしたSubversionの実践的な解説書で、ユーザとして知っておきたいベストプラクティスを簡潔かつ十分に解説する。監訳者による注釈・コラム、svk, Tracに関する追補あり。
原書:Mike Mason, Pragmatic Version Control Using Subversion 2nd Edition (The Pragmatic Bookshelf, LLC, 2006-05)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もりけい
2
6年前にSVNを使えるようになろと読んだがよくわからず。時は流れて今ではgitのブランチ運用を考える立場になり、その知識で読み直すと共通する部分も多く、特にブランチやコミットやコンフリクトで言いたいことがよくわかった。2020/04/17
pyonko
2
単に利用者としてTortoiseSVNから入ったので、コマンドも限定されていて使いにくいものだと思っていたが、コマンドラインから色々できることもわかって非常に役立った。VSSの延長で何となく使っていた人のステップアップとしては良い。2015/12/08
monotony
2
二つ目的があって読みました。バージョン管理の概念を人に伝えるため、もう一つはWeb(Apache)サーバー運用について詳しく知るため。前者は期待以上、後者は期待はずれ。という感じでした。リリースブランチをはじめとしたブランチの使い方とかディレクトリ構造とかは、独学で使い方を覚えたので単に知らなかっただけですが、目から鱗でした。一方でWebサーバーの構築に関してはさらっと触れただけで、実用レベルとは思えませんでした。本の趣旨とは違うので仕方ないと言えば仕方ない。 2015/07/31
たいそ
2
分散型ではないバージョン管理システムである Subversion について。推奨される使い方、cvs との違いなど。前者はリポジトリの構成、ブランチの考え方が参考になった。後者はリビジョン、タグの扱いが参考になった。2013/01/23
mikeda
2
バージョン管理システムを使おう。なぜ、どうやって、ちゃんと読み物として成立してるから理解しやすい。入門書として強オススメ。2009/03/24