内容説明
医療経営における、現場で直面する課題のケースディスカッションを紙上再現!
ミス多発、パワハラ、万年赤字…
ケースメソッドの醍醐味を追体験しながら、医療マネジメントの基本を学びます。
“私なら、こう考える”
ケースメソッドは、参加者に発言を促し、討論を元に講義を進めるものです。
本書の10事例には、あなたの現場でも身近な課題が潜んでいます。よりよい医療を提供するための、医療経営の改革ヒントを見つけてください。
各ケースの重要シーンには漫画やイラストを多用した、わかりやすい構成です。ケースメソッドを使って、医療マネジメントにおける問題解決型思考の習得をサポートします。
【主なケースディスカッション】
ケース [1] CSとES(マーケティング) …たかなし中央病院の満足度調査
ケース [2] 医療安全 …黒田記念病院にオオカミが来た
ケース [3] 原価計算(生産管理) …南部病院の原価計算
ケース [4] HRM、人事評価、パワハラ …国立津山病院のパワハラ副院長
ケース [5] リーダーシップ、組織運営 …新都市総合病院の手術部長
ケース [6] 会計、財務分析 …公立病院改革 ~日比谷市立病院の場合~
ケース [7] 新サービス(マーケティング) …北陸漢方研究所
ケース [8] 財務、会計 …暁病院の建て替え資金計画
ケース [9] 診療所の運営(総合経営) …患者が来ない診療所
ケース [10] 総合経営 …ジリ貧病院の再生
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coldsurgeon
2
病院経営は、医療制度と制度改革による制度変更の影響を大きく受ける。医療提供制度と、費用の調達・財政に関する医療保険制度の両方により、規制され、運営が制限される。その中で、様々な経営指標を見ていくのは、なかなかしんどい。この本も簡単そうに書いてあっても、実は難しいことが書いてあった。2016/01/06
Noriko S
0
以前読んだ本のパートII。今回はどちらかというと経営戦略、リーダーシップがメイン。手術室についてもたくさん記載あり。参考になります!2016/06/22