吉田類の散歩酒

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吉田類の散歩酒

  • 著者名:吉田類【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 主婦と生活社(2016/01発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784391147063

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内容説明

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青春時代の思い出がよみがえる街「吉祥寺」、14年暮らして知り尽くした下町情緒の残る街「深川」、自然に触れ合いながら一杯やれる「高尾山」――。
『酒場放浪記』でおなじみの吉田類が、縁のある東京都心近郊の街をぶらり散策、酒場めぐりの散歩コースをご紹介。

撮影:橋詰芳房 イラスト:石村ともこ 主婦と生活社刊

【目次】

コース(1)「吉祥寺」散歩酒|変わっていく街、変わらぬ街(吉祥寺―井の頭―三鷹)

[吉祥寺]街のシンボルであり続ける酒場
[吉祥寺]新旧が融合した進化する横丁
吉田類の“街”を愉しむ極意!
[井の頭]ゾウの「はな子」に会いに|井の頭自然文化園
井の頭自然文化園園長おすすめポイント
[井の頭恩寵公園]陽だまりでひと休み
[文豪の“最後”に思いを馳せて]玉川上水を三鷹へぶらりと歩く
[吉祥寺]思い出の酒場探訪記

コース(2)「深川」散歩酒|江戸下町情緒の残る街(門前仲町―森下―浅草)

[門前仲町~森下]下町名物酒場を訪ねる
吉田類の“酒場”の流儀!
[門前仲町]昭和香る「辰巳新道」を歩く
[門前仲町]街の“絆”を紡ぐ場所|富岡八幡宮
富岡八幡宮神主のおすすめポイント
[酒場詩人と俳聖の邂逅]芭蕉を訪ねて深川をぶらりと歩く
[隅田川の橋を巡る]越中島から浅草へ水上バス散歩
[浅草]水上バスの終点浅草で乾杯

コース(3)「高尾山」散歩酒|都会を背にした大自然(高尾山―小仏城山)

[小仏城山山頂]日常を忘れる自分だけの“聖域”
[高尾山~小仏城山]吉田類のおすすめ登山コース
後世に残さねばならない豊かな生態系
吉田類の“山登り”の心得!
[高尾山]自然を愛でつつ茶屋でひと息
[高尾山]天狗の伝説とともに
高尾山薬王院僧侶のおすすめポイント
[ふと山道を横見れば]高尾山の句碑を散策

街の歴史を紐解く

「吉祥寺」物語
「深川」物語
「高尾山」物語
吉祥寺~井の頭~三鷹散歩地図
門前仲町~森下~浅草散歩地図
高尾山周辺茶屋地図

【プロフィール】

高知県出身。イラストレーター、エッセイスト、俳人。酒場と旅をテーマに執筆活動を続ける。BS-TBS の長寿番組「吉田類の酒場放浪記」でお馴染み。そのほか、ラジオや各メディアで幅広く活動中。著書は、『酒場詩人の流儀』(中央公論新社)、『酒場歳時記』(NHK 出版)、『酒場詩人・吉田類の旅と酒場俳句』(KADOKAWA)ほか多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roatsu

19
みずみずしく温かい吉田類さんのまなざしを追体験できる、素敵なガイドブック。酒飲みでもそうでなくても味わい深く楽しい内容と思う。吉祥寺、我が家から近い深川界隈、そして高尾山ともよく訪れるけれどまだまだ知らない魅力や歴史があるものだと読んでいて嬉しくなった。このくらい知識を持ち、触れる事物を愛で、様々な思いを巡らせながら山や街をゆけばただの散歩でも心豊かで特別なひとときになるよなあ、と改めて類さんの楽しみ方の奥深さに敬服する一冊だった。今年の散策に良き友ができた感じ。2016/01/08

太鼓

13
いいですね。チェーン店より居酒屋が好きなので。店が連なっている道を飲み歩きしたいとずっと思ってたんですよね。そういう方には楽しめる一冊だと思います。2016/02/15

りょうけん

12
<醸> 本書を読みたくなった理由を以下記述。何を隠そう今時 地上波テレビに出演なさる程に有名なミュージシャン 兼 作家/エッセイストの「なぎら健壱」というお方が なんと『吉田数(かず)』というハンドル名でFacebookにアカウントをお持ちなのだ。少し音楽をやる僕との繋がりはそこ。そのなぎらさんに そのアカウント名はもしかして本名っすか? と訊く。すると ばかやろぉそんなぁわけねぇだろが酒だよ酒,酒つながりに決まってんじゃねぇか」と云ったとか言わないとか。笑う馬。さてさてどうなりますことやら。 2025/03/21

きゅー

11
よく知った深川が取り上げられているので気になった一冊。 紹介されているのは魚三、富水、辰巳新道に富岡八幡宮とおなじみのところ。鉄板のお店ばかりなので、新鮮味はないが、安心できるチョイス。高尾山についての紹介も尾根にある茶店や、おすすめ登山コースなどこちらもやはり定番どころが抑えられている。酒場の話ばかりではなく、地域の歴史についてもページが割かれているのが特徴的だ。2018/02/16

ikedama99

7
少しずつ、お酒と「酒場放浪記」とともに読み進めました。ご本人が直接書いている部分は少ないのですが、ながめて楽しく、行きたいなあ、自分の近くにこんな場所ないかな・・などと思います。高尾山の雰囲気や、いせや公園店・・がよかったです。そして、何よりも響いたのは、「はじめに」にあった吉田さんの言葉「ま、いいか」です。この言葉に、救われた感じがしました。また、取り出してお酒のともにします。2016/03/19

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