内容説明
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全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化!
相模原市は、神奈川県の北部にあり、人口は約72万人。
2010年4月に、神奈川県3つめの政令指定都市となった街です。
そんな相模原市ですが、横浜や川崎に比べると、知名度は圧倒的に低いのが現実です。主要な産業、歴史名跡、名物なども、すぐには思い浮かびません。
また、政令指定都市として誕生した3区には、行政サービス・交通インフラ・経済格差などの大きな問題が、いまだに山積しているのが現状です。
本当に、相模原市は政令指定都市としてふさわしい街なのか?
その真の姿を、様々なデータの調査と、地道な現地取材を基に、徹底的に検証していきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くらひで
8
相模原市とは仕事がら縁があるため、期待して手にした。そして読後録はなるべくいい面を取り上げようと心がけているが、本書はまさに駄作。調査は一面的・表面的、表現法は著者の偏見と差別が満載。今流行りのポピュリズム。新宿に通勤する新住民の価値観で評価するのみで、地元民の生活スタイルの支店は抜け落ちている。一部地域住民のみは高く評価しているが、その他の地域は面白おかしく蔑んでいる表現に不快感を覚える。今更成長主義、開発至上主義はいかがなものか。反面教師の著書として評価できるかもしれない。2016/12/05