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内容説明
NPB時代、シーズン無敗で最多勝を獲得した田中将大選手の野球人生の軌跡。25歳にしてスーパースターになるまでを、田中選手の“恩師”をキーに追う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラッキー55
10
無敗の男、田中将大、読了。小中高の時に所属していた 監督のその当時のエピソードと思いが話の中心になっている。 内容で印象に残った部分を述べると、リトルリーグ時代は 現在巨人の坂本選手と一緒にやっていたが、天才の坂本、 努力の田中と称されていた事。また、中学のシニアリーグ では2年でキャプテンに抜擢され、気がつく力が抜群であった事。 既に田中伝説は作られつつあるが、今の怪我を克服して、 はやくピッチングしている姿を見たいものである。2014/07/23
ローリー
8
図書館で借りました。少し前に出た本なので、アメリカに渡ってからのマー君のことは描かれていません。ですので、日本国内におけるマー君の半生を主に小中高時代の(ボーイズリーグなどもあるので、教師ではない方もある)恩師の言葉を中心にして描いた作品です。できたら、イーグルス時代の「マー君神の子不思議な子」と評したノムさんや星野監督からのインタビューもほしかったけど、できなかったのかほとんどありません。その点が残念だったのと、リトル時代の三羽ガラス、マー君、坂本(巨人)は出てくるけど名護君のその後が気になりました。2015/11/20
パスティル
8
野球の指導者との良いアドバイスと良い出会い。田中将大は偉大で、いつも気になる存在です。逆境をはねのけ怪我を焦らず治して、また吠えて欲しい!頑張れとエールを送りたい。大活躍まちがいなし2014/08/11
みどるん
5
小中高の恩師を通じて語られる田中像。これを読んで田中は運すら自ら作り上げているように感じた。スキャンダルもないし確かに松井のような存在になれる選手だと思う。それにしても小学生は親と監督のダブルバインドに苦しめられてきつそうだ。その点田中の両親は適切な距離感を保てる理想的存在のよう。2014/06/11
しゅんぺい(笑)
3
田中将大さんが小学生、中学生、高校生のときに所属していた野球チームの監督の述懐から、田中さんの生涯について書いた本。 ページ数はそんなでもないけど、内容が厚く感じて、田名坂さんのことを知るには十分な本。 メディアに出ている分だけ見ると、すごく感情的なひとなのかなと思っていたけど、立ち止まって、考えて、努力するっていうのを、いいバランスでできているひとなんやなぁと思った。2014/06/09