ゼノンコミックス 双覚醒のノヴァ

著者名：泉ウラタ【著】

コアミックス（2016/01発売）

• ISBN：9784199801860

内容説明

人智を超えた力を得る代償として人間として何かが“欠落”してしまう謎の奇病が蔓延する世界――。発症した特殊能力者たちは「ノヴァ」と呼ばれ、忌み嫌われてた。生まれつきノヴァという特殊な双子の兄弟が今、全てのノヴァを救うため、旅に出る!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[JACK]

○ 人智を超える超能力を得る代償として、普通の人間が持つ五感や内蔵など何か1つを失う謎の奇病。その病気が原因で特殊な能力を持った者は、見た目は人間だが人間ではないバケモノ「ノヴァ」と呼ばれて忌み嫌われていた。そんな世界を旅する双子の少年、キャスとポル。2人は生まれつきのノヴァ「稀有の血」。2人は様々なノヴァと出会い、彼らを救おうとする。何かを失う事で不幸になり、得られた超能力のせいでさらに不幸になっていくノヴァ達のエピソードはなかなか読ませます。この1冊だけで終わらせるのはもったいないですね。

2014/01/25

[半熟タマゴ＠コミック]

特殊な力を得る代償に人として本来あるべきものを何か一つなくしてしまうノヴァと呼ばれる能力者。そのノヴァの中でもお互いの欠点を補う事のできる双子の兄弟が他のノヴァ達を救う為に旅を続けるお話。1話完結型のファンタジーで設定やストーリーも読みやすく面白かった。まだまだ話が続きそうな終わり方だったけど、完って書いてあるし1巻で終わりなのかな。もっと二人の旅が読みたいから続編希望！

2014/02/12

[半熟タマゴ＠コミック]

再読。過食と過眠という互いの代償を補う双子の関係がやっぱり良い。1巻で終わってしまったのが勿体ない作品だと思います。

2022/07/26

[かどま・うみひさ]

自分が小学生の時ぐらいのジャンプに掲載されているような印象の物語でした。特殊な能力がある日突然我が能力となる。能力の覚醒が病気の発症のように語られているのは珍しいと思いました。主人公は表紙の双子です。能力者のことをノヴァと呼びますが、主人公の双子は一般のノヴァとはまた違うようです。望んで得た能力ではないけれど、能力を使用すれば何かを失う。髪だったり視力だったり年齢だったりとそれも一定ではありません。残念ながらこの一巻で終わります。双子の対照的なように見えて根っこは一緒な感じの性格は好きでした。

2014/02/22

[睦月]

これで終わりなのかな？もったいない。

2014/01/21