幻冬舎アウトロー文庫<br> 連邦刑務所から生還した男 FBI囮捜査と日本ヤクザ

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幻冬舎アウトロー文庫
連邦刑務所から生還した男 FBI囮捜査と日本ヤクザ

  • 著者名:山平重樹【著】
  • 価格 ¥606(本体¥551)
  • 幻冬舎(2016/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344424272

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内容説明

ハワイ観光中の吉村が麻薬密輸容疑で逮捕された。それは日本の大物ヤクザを見せしめの生贄(いけにえ)にしたいFBIによる不当逮捕で完全な冤罪(えんざい)だった。終身刑(ライフ)を裁判で最長十四年の刑期に縮めたが、送致先は凶悪犯や各国マフィアが勢揃いし、獄中殺人も日常茶飯事のロンポック最重刑務所(ペニテンチァリー)だった。絶望の獄中生活を痛快な任侠ドラマに変えた男の奇跡の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トラジ

3
タイトルに惹かれてついついの衝動買い。FBIによる見せしのために不当逮捕されロンポック最重刑務所に入れられたヤクザの獄中記。獄中エピソードが思いのほか明るく興味深い内容。どんな境遇になっても大事なのは人間力だと実感。2016/08/29

Masa

2
書店新刊本コーナーで発見、購入。ノンフィクションの獄中記。日本の大物ヤクザがハワイに旅行、FBIの囮捜査の冤罪で逮捕、起訴される。終身刑を司法取引で懲役14年に。アメリカと日本の犯罪者についての取り扱いの違いが興味深い。不自由だが安全な日本の刑務所と、自由はあるがリンチや殺しまであるアメリカの刑務所。どっちも嫌だな。絶望的な状況にも希望を見い出すpositive thinkingってやっぱり大事だと思う。気軽に読めて、楽しい本でした。2016/02/05

Asaya

1
面白かった。連邦刑務所というと映画などのイメージで、うわっ怖っ、だったが、実際のところ「へえ」である。日本は懲罰のためだが、向こうは危ない奴らを隔離するという感じなのだろうか。イタリアの大物マフィアとマブダチになるくだりは面白い。やくざさんという稼業には共感できないけど、世の中には凄い体験をする人がいるんだなあと。「P.I.P.」も似たような話だったけど、こっちのほうが読み応えがあると思った。2016/02/08

コンクリ君

1
まあまあ面白かったです。刑務所事情が日本とアメリカでかなり違ってるのが面白いです。2016/01/18

dhaka

1
ハワイでFBIの囮捜査でアメリカの刑務所で服役したヤクザのストーリー。 アメリカの刑務所はある程度の自由が認められている一方で、刑務所内で殺人が起こったり日本とはまた随分異なる環境。 刑務官も概ね好意的で典型的な良きアメリカ人である一方、無実の主人公を見せしめに刑務所に入れたのもアメリカ。 主人公はポジティブに刑務所期間を過ごしており、やはり極道が故か、精神力が半端じゃないなと感じた。2015/12/11

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