内容説明
アントーニアは、愛するマルコとの将来を憂いていた。出生のあやしいアントーニアを、マルコは恋人に選びながらも妻としてふさわしくないと思っているのは明らかだったからだ。彼女は、名画“鏡の女”のヌードモデルだと噂されていた。ミラノの財閥を率いる名門ベリーニ一族の彼の両親は、そんな噂のある女性との結婚を決して許さないだろう。ある日、パーティーでその懸念は現実となった。マルコの母親があからさまに彼女を無視したのだ。アントーニアの顔は蒼白になり、唇は血の気を失った。
＊本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
13
立ち読み。名門一家のお金持ちと、彼の愛人状態な超絶美女（パンピー＆絵のヌードモデルの過去あり、という初期設定）が主人公です。「愛人だし。ママには紹介できないかな…えっ！？俺を捨てる気？待て待て僕のものだし！じゃ、じゃあ結婚してやってもいいけど？」みたいな男子にムカ～。美大の学生だった頃は男女お互いヌードモデルするのが当たり前だったんですけど。すっごくふしだらみたいに書かれてて腹立ちました。最後かなりガックリきてたのでママも含め許そうかな。人を育ちとかで型にはめると損するよ、というお話だと思いたいです。2016/01/05
Ogicch
2
お互い独身なのに彼女を愛人扱いするような男が、別に状況が変わったわけでもないのに、すんなり本妻/彼女にするとは思えないなぁ。ヒーローの心境の変化の理由が知りたい。2019/11/07
マル
0
ヒーローが身勝手2017/11/26
