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内容説明
数学に苦手意識をもっている人の多くは中学生の時点で挫折しているようだ。加えて、算数さえわかっていれば大人になって困らないという意見もまだまだ根強い。確かに、算数から数学に変わると、一気に難しくなるように感じるが、中学数学には公式の丸暗記では鍛えられない要素がたくさんある。さらに、学校とは違った、(1)図形、(2)数と式、(3)関数、(4)資料の活用という順番で数学史をもとに読み進めると、数学的に考える術を学ぶことが可能となる。読んで、解いて、強くなれ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kakoboo
23
体系的な数学の学習ができそう、数学の歴史も知ることができる、といった点から、数学をもう一度学び直したい人向けの教科書と言った印象でした。 問題を解くという数学よりも、その前提にある考え方(ユークリッドや数学史)を知ることができたのは特に印象的でした。一つ気になったのは、数学的思考というアプローチについてです。確かに大事な考え方ですが、これは数学が得意だから長けていると言う訳でもないと思いました。数学の問題を直感で解けるような人は論理的思考で解いているのか甚だ疑問ですので。。。(あくまで個人的感想です2016/01/18
nbhd
17
これは良い本。円城塔に打ちのめされて、カムバック理系脳!と念願する文系諸子にとっては打ってつけの一冊かと。うんうんと頭フル回転で楽しく読んだ。数学の語源はギリシャ語のマテーマタで「学ぶべきこと」を意味するとか、「整数がすべて」と唱えたピタゴラス一派によって(√2)みたいな無理数の存在に気づいちゃった人が暗殺されたとか数学小ネタもありつつ、(-1)×(-1)がなんで(+1)になっちゃうの?あたりのキソ中のキソの解説に目からウロコの連続。電車内で文庫本を読むように、チャート式を読めるようになりたいと誓った。2016/01/12
paluko
8
127頁にあるデカルトのコメント「古代人の幾何学や近代人の代数学についていえば、それらの学問は非常に抽象的で、何の役にも立たない事柄だけに関するのみならず、その前者はただ図形の観察にのみ限られるために、想像力をひどく疲れさせることなしには理解力を働かせることができない。また後者においても若干の規則や若干の記号に盲従させられる」(数学序説より)。要約すると「これ何の役に立つの?」「わけわかめの記号とかマジうざい」というのには驚倒。だって多くの中高生@数学苦手の抱く感慨と変わらない。しかしそこで終わらずに2021/10/24
conegi
7
中学生の娘に数学を教える機会が増えたため読んでみた。感想としてはとても楽しめる良書だと思う。中学の数学から抽象化され、人によっては「何の役に立つのか」という疑問を持ってしまい、理解が進まない事があるが、この本では対象は抽象のまま、数学の意味を教えてくれる。かくいう自分も微分積分の意味が見いだせずに理解が遅れた覚えがある。中学生の時の自分にこの本があったとしても理解出来たかは怪しいが、もし読んで理解出来ていたら、もう少し数学との向き合い方が変わっていたかも。2022/07/05
はむ
7
自分は数学が大好きだったが、公式を丸暗記してただ問題を解くのが楽しかっただけだったと改めて思った。公式を導き出す過程の考え方を意識するとまた違った楽しみ方ができそうだなこの本を読んで感じた。2022/04/26
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