内容説明
「アホや、みんなアホや…」。老人が放つ言葉、しぐさ、姿に宿る強烈な個性とユーモアから、生きる流儀が見えてくる!これぞ「老い」の凄ワザ!人間の滋味、珍味、醍醐味あふれる書下し!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カタコッタ
7
老いることも悪くなさそうだ。2016/10/13
mikeneko
7
先日、図書館主催のイベントで村松さんの講演会に参加し読んでみました。自分よりはるかに年配の方は高齢者、老人と考えるけれど、自分がその年齢になってもそれは自認したくないのが人の常。本書は村松さんが若かりし頃出会った、先輩諸氏について、これぞ「老人力」と思わせるエピソードの集大成です。人生の後半に差し掛かり、周囲の認知と、自分に対する脳内イメージのギャップにどう向き合っていくかがこれからの課題と感じている昨今、周りから「可愛いお婆ちゃん」と親しまれる晩年を迎えるちょっとしたヒントになりました。2015/11/05
Yukihiro Fujii
2
作者、松村友視氏が今までの人生の中で遭遇した老人の極意をふりかえっている。 大変面白い内容である。 老人て何?…という問いかけは言い得て妙であり、奥深い言葉であり含蓄あり。 30話の話で特に印象に残る話は、カフェ・ド・ランブルのヴィンテージに出てくるコーヒー豆もエージングによって熟成が成立つ…という話。 機会があれば行ってみたい。2015/12/18
平坂裕子
1
粋な方々のオンパレード! 「老女が残した タマゴの謎」ふふっと笑える。「幸田文さんの千代紙マッチ箱」文さんの可愛らしさ。素敵に歳を重ねたい!2019/07/08
ぐらん
0
期待はずれで何も印象に残らない。2016/03/02