内容説明
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横歩取りとは、序盤早々に先手が飛車の横利きによって、3四の歩を取る指し方。しかし実際は、後手がむしろ望んで歩を取らせるので、後手の戦法といってよい。本書は、横歩取りの中でもとりわけ激しく、両者玉をまったく囲わずに戦う、後手番の超急戦戦法のさまざまな戦法を解説した。飛角桂が盤上を自在に舞い踊り、王手がすぐにかかる中での戦いはスリル満点。強気で戦い、相手から一勝を奪取しよう。
感想・レビュー
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かわうそ
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こんなに激しい変化のある将棋があったなんて!と驚いた戦術書。飛車をエサに角で相手陣内を食いまくるとか、両取りかけられた!と思ったらサックリと飛車を素抜きしたりとか。激しい乱戦大好き☆な人にはもってこいな内容。個人的には横歩取りはあまり指さないので、どっちかというと相手に指された時の対応策の勉強の意味合いが強い。知らないとホントにひどいだろうな、これ。
kinaba
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あまり細かすぎる枝葉に踏み込んだり結論を出したりせずに、こういうパターンもありますね、というのをサクサクと紹介してくれていてありがたかった。「戦法の引き出しを増やしておくとそれだけで有利/楽しい」という観点が貫かれていて良い2013/09/27