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内容説明
田中将大、ダルビッシュ有……、国内で活躍ののち、さらなる活躍の場を求めてアメリカに渡った日本人投手たちの故障を伝えるニュースがあとを絶たない。なぜ、日本人投手はメジャーで故障をするのか? 本書は、理論的な分析で定評のある著者が“肘の故障”をキーワードに、日米の野球の違い、ピッチング等、現在の野球を新しい視点で読み解く1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかやん
16
僕がこの本にタイトルをつけ直すなら「ベースボールから野球が学ぶべきこと」。投手の故障については本書の核ではなくあくまで話題のひとつ。氏のロッテ時代のバレンタイン監督を通して、メッツ時代のメジャーリーガーとしての体験を通して野球と異なるベースボールの姿を語る。全体的な語り口として、少年野球の指導者など将来の野球界を担う世代を支えるお父さんたちへ向けたように見受けられます。とんでもない三振しても「ナイススイング」とアメリカの指導者のようなこと僕も当時の監督に言われたかった(笑)2017/04/03
小木ハム
15
一度伸びてしまった靭帯は、弛んだゴムのように元に戻らない。『肩や肘は消耗品』という見方がアメリカでは一般的で、合理的に見て無理をさせない文化が根付いている。日本人投手が故障しやすい原因のひとつとしては、小中高時代の"投げすぎ"が考えられており、特に骨の成長段階である小~中時代での肩肘の酷使は選手寿命を縮めることになる。他にも、アメリカのマウンドが日本に比べて硬く、身体に負担がかかりやすい・日本の硬球が牛革なのに対してメジャーは馬革であり、滑りやすい・中4日と中6日の登板間隔の違い、等が挙げられている。2021/10/14
SU
3
面白かったけど、小宮山さんは自身の事をかなり謙遜して書いていると思います(特にプロに入るまで)。2016/05/07
TakeROC
2
元野球選手の書く本として、普通に面白かった。現役時代からインテリジェンスを感じさせる投手でしたが、そのような構成で書かれているので、私も自身のフォームを見直したくなる。投げ込む事も必要だし、休ませる事も必要。ゲームで投げる事で起こる炎症の回復には投球数に関係なく回復期間を設けなくてはならないと理解しています。あらゆる国籍の投手でも肘を故障しているので、メジャーの野球で肘が壊れて、手術への障壁も少ないから、手術する投手が多いのだろう。日本人特有の原因追求には至らず、続編を待っていれば良いのかな?2017/02/18
にゃも
2
書名について、「まさにそれが知りたかったんだよ」と思い、読んでみたが、メジャーでやっている日本人選手のケガの原因については、ちょろっと触れられているくらいで、詳しい分析等がなされているわけではありません。 全体としては、著者の半生を通じて経験したことをもとに、今の日本の野球について感じていることを思いつくままに書いてある感じ。 あと、理想的な投球フォームについての記述が結構ありましたが、図や写真があるわけでもないので、どういうことかわかりにくいです。2016/01/30
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