内容説明
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有限要素法(FEM:Finite Element Method)は、コンピュータを利用して複雑な構造物の強度計算をする手法です。実際には、FEMソフトをマニュアルどおりに動かすだけで結果がでますが、構造設計を的確に行うには、FEMの仕組みを理解しなければなりません。本書は、これから有限要素法を学ぶ人を対象に「まずはこれだけ」という基本的な知識をザックリ解説します。材料力学や強度計算の要点、解析ソフトによる応力解析がわかります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アドソ
11
有限要素法の話は、必然的に応力とひずみの前置きを要する。有光隆の『はじめての固体力学』の該当部分をさらにかみ砕いたような内容だが、いままでに読んだどの本よりもわかりやすかった。それは単に字の大きさや図の多さのせいだけではないだろう。数式だってそれなりに多いが、一つ一つの式を丁寧に解説している。そして何より構成が論理的で、章と章のつながりが明瞭であるという点が大きい。入門書とはこうあるべきだと思う。2020/01/16
galoisbaobab
8
ただ借り間違えた・・・だけなんだけど読んじゃったじゃん。要は線形代数がわかれば良いだけなんだけど、巨大な連立方程式を計算機上で解くっていうテクニックが重要でそれが書いてないっていう本でした。「これだけ」が間違ってるよね。。。2016/11/20
gachin
1
非常に丁寧に解説が数学ダメダメの私でもあってわかりやすかった。