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内容説明
古都奈良を出発点に、万葉集を読み直しながら、日本語固有の文体・五七調誕生の謎を探る。歴史と言葉のかかわりの中で、いかにして五七調が生まれ、俳句が育まれてきたのか。同時に、四季や季語、という観点から日本人の発想や美意識を脳科学的に読み解いていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ありんこ
13
震災後、俳句でエールをおくっている黛さん。日本は大火や地震で強制的なリセットを繰り返し、潜在的な無常観を持つようになった。とありました。言葉の力は大きいです。たくさんの俳句がエールになりますね!2011/04/27
K K
4
日本とは畏れの文化。宗教もgodよりspirit。 歌の歴史は人間の心の歴史であり、昔恋も歌から生まれた。 自分の心に気づかないと恋は生まれない。 歌合わせとは人間性から入るものである。 言葉にはその人の人生が現れる。自分の言葉を持っている人は人間も本物。 言葉を知らないと感性も豊かにならない。 情緒とは野に咲くスミレを美しいと思う心。 弱い男性は女性が相手にしない。昔から女は強い大人に惹かれ、男は美しい言葉を操る女に惹かれた。 言葉は身の丈。 若の浦にそでさへ濡れて忘れ貝拾へど妹は忘らえなくに2017/06/01
時折
3
何だか対談中の茂木健一郎氏の「まどかさん」という呼び方に、あああ、何となく羨ましい感じがじわじわ出てきました。二人の何となく微妙なクオリア。2010/08/22
しのざき
3
日本語の美しさを少しだけ教えられたような気がする。仮名文化・俳句等だけではないが、日本文化を確実に自分は持っているだろうか?と自問自答。いい本でした。2010/08/07
Sohei
2
音韻のリズムというものの話はとても面白いなと思った。そういうものを意識して生きるということが、豊かな時間を生むかもしれないと考えたりしました。2022/03/17
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