チポロ

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チポロ

  • 著者名:菅野雪虫【著】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2015/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784062197458

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内容説明

「天山の巫女ソニン」シリーズの菅野雪虫の書き下ろし最新作! 力も弱く、狩りも上手ではない少年・チポロ。ススハム・コタンの村に大挙して現れた魔物たちは、チポロが慕う少女・イレシュをさらっていった。その後、北のさいはての港町に、触れたものを凍らせ、貧しき人々に食糧を届けてくれる「魔女」と呼ばれる少女が現れたことを商人から伝え聞いたチポロは、「魔女」がイレシュではないか確かめるため、北を目指した――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

103
アイヌ神話がベースのファンタジー。チポロという少年が幼なじみの少女を助けるため、冒険の旅に出る。ちょっと「雪の女王」みたいで小学生でも理解しやすいストーリー。神話という形だからしょうがないかもしれないけど、教訓めいた言葉が多いのが残念。小さなミソサザイの神様がとてもかわいらしかった。2017/10/14

ままこ

97
舞台は古代アイヌで神話がモチーフ。貧乏で体も小さく自分に自信がなかったチポロ。ある出来事により少しづつ自信がついてきたが、彼にいつも優しくしてくれた幼馴染みイレッシュが魔物にさらわれてしまう。努力により弓の名手となったチポロは行方がわかったイレッシュを助け出すため助っ鳥ミソサザイの神と共に旅に出る。人間の愚かさと優しさを描いた清々しい冒険ファンタジー。2020/10/23

七色一味

53
読破。アイヌの神話や伝説などを題材にしたファンタジー作品。神と人間とが、互いにもっと身近に感じられてた時代の異世界なんだけど、やはり近しいからか、すんなり胃もたれしない世界観です。表紙の鳥はミソサザイには見えないが…まぁそういう名前の別の鳥、という事にしておくか。作品自体はなかなかにオススメです。他の作品も読んでみたくなったな。2018/07/25

杏子

37
アイヌ神話を下敷きにしたファンタジー作品。自分の代わりに魔物にさらわれた少女イレシュを救いに旅に出る少年チポロの成長物語です。まだ神々が人間の身近にいた時代のこと。愚かな人間を見捨てて神の国に行ってしまった神と、人間を見捨てず最後まで寄り添うようにいてくれた神と…またその忘れ形見と。いろいろ面白くなる要素があったけれど、お話としてはもう一歩という感じでした。対象は小学生からでもいいかも。ただ挿し絵がないので、読める子限定で。ミソサザイの神がよかった。2016/06/20

ちょん

25
久々に児童書。アイヌの神話がベースになりつつドラクエ要素ありで面白かった‼️アニメ映画にして欲しい。ネット検索すると3部作っぽい…これは残り2冊見つけてこれるかなぁ🤔2022/10/16

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