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内容説明
十数年前、韓国を襲ったIMF危機。それまで「日本的経営」マネジメントスタイルで成功していたサムスンは、存亡の危機に陥る。ここで覚悟を決め、慣れ親しんだマネジメントスタイルを捨て、「内向き」から「外向き」に、大胆な組織改革を断行した。世界中から有能な人材をかき集め、デザイン力を武器に製品開発力を強化。さらには、「現地に骨を埋める」ように人材を育て、新興国市場を席巻する。結果、いまや世界的企業に飛躍し、日本のライバルメーカーを凌ぐ「強さ」を身につけている。今回、トヨタやパナソニックなど、企業ルポに定評があるジャーナリストの著者が、「秘密主義」の会社として名高いサムスンの経営幹部に密着取材。知られざるマネジメントの実情を詳しく明らかにする! そこから、北米、アジアでの“激烈な企業競争”に勝つビジネスモデルを提示していく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モッタ
11
★★★☆☆ 国々によってビジネスの戦略の基盤は異なる。資源のある国はそれを利用するが、資源のない国は二次産業や三次産業を伸ばしていく必要がある。しかし、現代では資源のひとつに情報がある。この形のない情報をどう戦略化していくかが重要だ。2012/07/14
yoshi41101
4
サムスンの経営手法について語っている。いま調子が良いから良い面がクローズアップされるが、悪い面も相当あるはず。イケイケだったころの日本企業にも同じような素早いディシジョンメーキングと現場のフィードバックがあったはずだ。成功例を謙虚に学んでそれを生かす姿勢を持ちたい。うまくいっている会社は、人を活かしている。それは国にはよらない。本業のオペレーションに集中するのが現場の任務なら、現場の部隊を正しい方向へ示し、スムーズに動かす仕組みを必死作るのが経営サイドの仕事なのでは。さっさと帰える取締役や監査役は不要だ。2012/05/01
ぷくらむくら
3
方針を切り替えていくトップの決断がすごい。ついつい、今の日本の現状と比較してしまう。2012/08/04
bibliophage
2
よっぽどの自信と精神力、体力が無いとついていけない。ワークライフバランスなんて言ってられない。ワークワークバランスの会社。高度成長期の日本のサラリーマンも、こんな感じだったのだろうか?2013/10/05
Roti
2
今までサムスンの過当競争の激しさと海外戦略のユニークさしか認識していなかったが、その歴史とその上で培ってきた経営理念を学ぶことで、今の会社の姿がよく理解できるようになった。また今までの日系企業との関わりや技術吸収の貪欲さ、それを経営理念上で昇華させているのはひとえに経営の力だと思う。そして日系企業の宿敵のイメージばかりが先行しがちだが、よきパートナーであり、今後もお互いが同時に切磋琢磨していって欲しいという願いを持つようになった。2013/03/21
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