眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 砂の上の楽園

著者名：今市子【著】

朝日新聞出版（2015/12発売）

• ISBN：9784022130334

内容説明

砂漠の真ん中の都市国家に国王暗殺の密命を帯びて潜入した男を待ち受けていたものは！？表題作のほか、「夜の森の底に」「僕は旅をする」「雨になればいい」の計４編を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[十六夜（いざよい）]

「砂の上の楽園」は最後で一気に現実に引き戻された。あれは個人的にちょっと好きではなかった。「僕は旅をする」怖い。カバンの中身が怖いよ(汗)でも死後お世話になった人にお礼が言えたら素敵だな。「夜の森の底に」お婆ちゃんが子供に語る人柱の話が怖かった。あんなん聞いた日にはトラウマになるわ！横溝正史の様な雰囲気でした。

2018/11/27

[reeree]

[http://mediamarker.net/u/reeree/?asin=4022130334] ・「砂の上の楽園」 ・「僕は旅をする」 ・「雨になればいい」 ・「夜の森の底に」 「砂の上の楽園」以外はオカルト物。 4本ともそれぞれ違った趣きの話で良かった。

2015/08/25

[ひかり]

表題作まさかのオチ。砂漠地方の陰謀渦巻くファンタジーというのもあってこの短編集の中だと一番好きです。あとの読み切りは百鬼夜行抄の今市子さんというテイスト。ほんのり怖いのが綺麗な絵柄に合ってていいですね。

2014/08/08

[ぽち子]

文庫もあったけど表紙の綺麗な大判を購入。表題作は萩尾さんがちらついてイマイチだったけど他3作がよかった。僕は旅をするがお気に入り。姉と弟の関係がいい。

2011/07/27

[もっち]

ちょっとゾッとする話が多い。表題作はＳＦ好きなら面白いかも。

2009/11/13