集英社新書<br> 宇宙背景放射 「ビッグバン以前」の痕跡を探る

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集英社新書
宇宙背景放射 「ビッグバン以前」の痕跡を探る

  • 著者名:羽澄昌史【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 集英社(2015/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087208078

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内容説明

138億年前、宇宙が誕生して僅か一兆×一兆×一兆分の1秒後に発せられた光を捉えることができたとしたら……。著者が率いる宇宙背景放射、原始重力波の観測プロジェクトは、ビッグバン以前の宇宙を描き出すインフレーション理論を実証する壮大な計画である。宇宙開闢の謎を解き明かすべく、本書は「波」「空間」「スペクトル」など物理学の基礎から「Bモード偏光」など最新の概念までを分かりやすく説き起こす。理論研究者たちが解説する数式の世界では味わうことのできない、最先端実験のスリリングな魅力が明らかに! 【目次】まえがき/第一章 宇宙の「ルールブック」を求めて――素粒子実験から宇宙誕生の瞬間を撮る実験へ/第二章 ビッグバンとCMB/第三章 「空っぽ」の空間/第四章 インフレーション仮説/第五章 原始重力波とBモード偏光/第六章 ポーラーベアの挑戦/第七章 戦国時代のBモード観測――ライバルとの競争、そしてライトバード衛星へ/あとがき

目次

まえがき
第一章 宇宙の「ルールブック」を求めて――素粒子実験から宇宙誕生の瞬間を撮る実験へ
第二章 ビッグバンとCMB
第三章 「空っぽ」の空間
第四章 インフレーション仮説
第五章 原始重力波とBモード偏光
第六章 ポーラーベアの挑戦
第七章 戦国時代のBモード観測――ライバルとの競争、そしてライトバード衛星へ
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mayu

15
インフレーション理論大好きだ。ビッグバン以前のそんなワクワク宇宙創生期が残した証拠を探索する実験宇宙物理学者のお話が面白い。既に確定した理論だと思ってたけど未だ観測データが得られず証明には至っていない。世紀の大発見が成される日は近いのか?そのときが来るのをを想像するだけでも楽しくて仕方がない。 2015/12/02

たびねこ

10
地味な題名の本ながら、難解さを噛み砕き、なかなか読ませる。ビックバン後の宇宙膨張のイメージ、最先端の研究現場の様子も分かりやすいし、物質の存在しない真空の空間がなぜ膨張するのか、のくだりなどは興味深い。2017/06/27

Ex libris 毒餃子

5
宇宙背景放射の観測について書かれた本。宇宙背景放射の意味やそれを観測することによって何がわかるかを記述したのち、筆者が実際に観測している現場を書いている。観測の工夫や大変さがリアルに伝わって愉しかった。いつか宇宙の謎が解ける日が来るのだろうか。2015/12/03

bouhito

4
宇宙最古の光を探す研究者。太古の人間であれば、それは考古学の範疇だろうが、考古学と物理学のアプローチはかなり違う。そもそも、遺跡はその名の通り失われてしまったものだが、光は今もなお漂っているものである。後半は素人の私には難解。日を改めて読み直したい。2016/11/13

がぉ@春待人

4
宇宙背景放射、原始重力波の観測プロジェクトに参加する著者の現場視点からのビッグバン前後、以前の宇宙創世記の状況。 判り易く、楽しい一冊ですが、宇宙の仕組みや創生あたりに軽く興味、知識が無い人にはたぶん???でしょうか。2016/03/06

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