ラブ@メール

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ラブ@メール

  • 著者名:黒史郎
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 光文社(2015/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334747275

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内容説明

七夕の日、突然、世界中のカップルがバタバタと死に始めた。お互いを貪るように求め合った後に悶死するのだ。さらに、相手がいない者は、狂わんばかりに「愛」を求めて街を彷徨う。その姿は、ゾンビのようだった。伝染病? それとも細菌テロ? “発症”を免れた裕也と妊婦の唯は、自衛隊員の大熊と出会い、驚くべき事実を知る――。新鋭が放つ、異形なる愛の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あも

47
七夕の日、全てのカップルはお互いを激しく求め合いそのまま息絶えた。そして独り者は知性を失いゾンビのようになってアグレッシブに異性を求め暴れ回る。相手が見つかって、つがいになると死ぬ…こう書くと凄まじいB級感だが、面白かった。崩壊した世界で東京に向かう、自衛官・大熊、大学生の裕也、妊婦の唯の逃走劇。暴走する生き残り。スピーディな展開に悲しい別れと切なく希望の残るラスト。投げっぱなしになりがちなゾンビ物には珍しく現象の謎もきっちり説明され、全体のまとまりも良い。設定は飛んでるが、ゾンビ物のお手本のような名作。2017/06/05

Yu。

26
テロによる細菌兵器か、はたまた宇宙からの未知なるウィルスの仕業なのか… 平和に暮らす現在に突如降って湧くカオスが世界を終末へと向かわせるパンデミックサバイバルホラー。もうおもしろい!!愛すれば程に滅亡が待ちうけるという皮肉と恐怖とが入り混じり、ついでに腐臭のオマケ付きな究極の苦痛に苛まれ、同時に章を追う毎に増していくテーマの重みに押し潰されそうになるも最後の最後に魅せる一筋の光明に救われる。2015/06/09

来未

15
ラブ@メール。タイトルだけではストーリーを理解するにはかなり難しい。それは突然死怒る。世界中の街中の人が災害級に狂ったように異性を求める。いたるところで… 自衛隊の大熊、研究者の二見、偶然出会った、唯と裕也。それぞれの生き抜く姿が描かれる。 未曾有の出来事の原因は、なんなのか?あっという間の読書時間でした。2025/01/20

miroku

10
ゾンビものの変形、滅亡テーマの一種。・・・なのだが、黒史郎氏が書くとこうなる♪ 「渚にて」・・・いや、「復活の日」を思い出す。2013/11/02

sawa

4
コンセプトは「塩の街」に似てると思うんだけど、ともかくグロかった。。。2013/06/13

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