二見レインボー文庫 太平洋戦争99の謎

著者名：出口宗和

二見書房（2016/01発売）

• ISBN：9784576150963

内容説明

戦後70年!!
なぜ滅亡戦争に突入したのか？　歴史に埋もれた意外な事実

開戦・終戦の謎から各戦闘の謎まで、国土を焦土と化し、300万人以上の国民の犠牲を強いた戦争の実体に迫る！

日本はなぜ、勝算のない滅亡戦争に突入したのか？
真珠湾攻撃での取り返しのつかない錯誤とは？
南方戦線の「勝利」に隠された謎とは？
地獄の戦場を生んだ無能指導者の謎とは？
原爆投下は、いつ、なぜ決定されたのか？…etc

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[鯖]

太平洋戦争の流れが簡潔につかめて、豆知識も豊富でありがたい。日本が優勢なの時の事象が片手の指もない…。知ってた。あんまり思想的に偏りもなく、というか、淡々と特攻は大勢に影響を及ぼしえなかったとか記述が続く。指揮のどこに問題があったかと責めるでもなく、ただ淡々としている。それが逆にしんどかった。しかし輸送と兵站は戦争するための前提条件なんだよなと改めて。いっつも精神論で乗り切ろうとするところに、田沼意次とか平清盛とか、米以外の貨幣経済いれようとした人への根深い反感みたいなに通じるものを感じる。

2017/08/14

[psycho-y]

戦後70年。実は太平洋戦争がどのように始まり、どのような経緯をとって終戦を迎えたのか。あまり知らなかったのです。これまでの無知を思い知りながら、まずはベースの学習をでした。

2015/08/18