ハヤカワ文庫FT<br> プルーデンス女史、印度茶会事件を解決する

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ハヤカワ文庫FT
プルーデンス女史、印度茶会事件を解決する

  • 著者名:ゲイル・キャリガー【著】/川野靖子【訳】
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • 早川書房(2015/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150205829

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内容説明

吸血鬼や人狼らと人類が共存する19世紀の英国。悪名高き〈魂なき者〉アレクシアを母に持つレディ・プルーデンスは、養父の吸血鬼アケルダマ卿からインドでの紅茶調査任務を依頼される。素敵な飛行船に乗り込んで向かった先で、彼女とお仲間たちは、当然のように未知の異界族がらみの国家を揺るがす大事件に巻きこまれてしまい……? 恋に冒険にキュートなレディが大活躍。痛快ヒストリカル・スチームパンク、新章開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐々陽太朗(K.Tsubota)

118
大好きなスチームパンクものに心躍らせながら一気読みのつもりで鼻息荒く読み始めたものの、前半はキャラクターの作り込みが浅く退屈気味。しかしそれも主人公プルーデンス・アレッサンドラ・マコン・アケルダマ(通称ルー)のキャラクターの輪郭がはっきりと見えてくるにつれ、その魅力で一気に押し切ってしまう。母ソウルレス〈魂なき者〉・アレクシアは奔放な魅力を持ったレディとして描かれたが、その娘ソウルスティーラー〈魂盗人〉ルーのおてんばぶりもなかなか魅力的である。どんなレディに育っていくのか、次作が待ち遠しい。2016/02/21

sin

71
甘いものが苦手な方は気をつけてほしい、ショートケーキを…いやデコレーションケーキをホールで食べさせられた様な読書体験である。わざとらしく人物設定された揃いも揃って美男美女の自意識過剰な登場人物たちのアレヤコレヤのやりとりを見せつけられた後に続く母親の女史とは打って変わってのおままごとのような冒険旅行という感じは否めない内容で…唯一、救いは結末のドタバタした救出劇に際して女史が下した外交手腕のくだりといったところか?いずれにしても成り行き任せの展開に心底疲れた感じです。さあ口直しに紅茶でも頂こうか(笑)2017/10/25

green tea

23
主人公と、親友のプリムローズが、はきはきして行動的で、賢くて、おしゃれで良いです。パーシーもケネルも全然違うタイプですが、主人公との微妙な関係がラブコメで素晴らしいです。世界観はレトロでファンタジックで相変わらず完璧なディテ―ル。会話がとても楽しいです。華やかな社交界もスリリングな冒険も、ずっと読んでいたくなる面白さです。アケルダマ卿がルーを溺愛してるのが微笑まし過ぎます。2016/02/04

オザマチ

16
『英国パラソル奇譚』の続編。あの子供たちが…と思い返すと感慨深くなります。みんな変なところばかり親に似ていて面白い…なんて言ったら失礼かな。2016/04/16

りこ

16
あの人たちの娘ってだけでも、続きが読みたくなったが、そっかこんな娘になったか!(笑)しかし裸のシーンが多いが貴婦人として大丈夫?(笑)2016/01/30

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