講談社青い鳥文庫 パセリ伝説 水の国の少女 ｍｅｍｏｒｙ １２【電子書籍特典書き下ろしショートストーリー付き】

著者名：倉橋燿子【作】/久織ちまき【絵】

講談社（2015/12発売）

• ISBN：9784062851312

内容説明

2025年、青い鳥文庫は創刊から45周年を迎えました。
レジェンド作品の主人公が、書き下ろしのショートストーリーで帰ってくる特別企画がスタート！

完結巻・シリーズ最終巻を電子書店でご購入いただいた方へ、特典として【電子限定のアフターストーリー】をお届けします。


ついに姿をあらわした真の敵、闇の帝王・ギガ。憎しみや怒りにつけこんで、隼人を、ミモザを、リンをだまし続けてきた存在――。はたして、ギガと戦って勝つことができるのか？“星をもつ者”たち、5色の星をもつ動物たち、そして仲間たち、それぞれの決断。それぞれの使命と運命――。大人気シリーズ、感動の完結編！！

目次

青き星を抱く者よ
１　五千年の後悔
２　黒い大地
３　ほんとうのこと
４　初恋の人
５　いなずま
６　自分たちのルーツ
７　天空のベール
８　ほんとうの自分
９　大切な人
10　同じ血
11　仲間たち
12　青き星を抱く者よ
13　二年後──北海道・五月
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[翔（かける）]

シリーズ第12巻。パセリに起こった最大の悲劇に直面し、ついにミモザが覚醒！闇の帝王ギガに刷り込まれた憎しみをかたくなに手放さなかったミモザ。彼女が愛に目覚めるチャンスはこれまでにもたくさんあったけど、憎しみを手放さずにここまできてしまったから、「究極の悲しみ」という試練がミモザに訪れたんじゃないかなと感じました。乗り越えなければいけない試練は、乗り越えない限り、手を変え品を変えやってくる。でも、乗り越えた先に、思ってもいなかった幸せが待っていることを、ラストの大団円が教えてくれました。良かった！！

2017/09/17

[つきみや]

はうああああああ！！！！！終わっちゃったあああああ！！！！！ついにか。 みんなハッピーエンド(？) 泣いてないけどすごく感動した。 みんなで呪文言う所はほんとに胸があつくなった。 ほんとにこの作品は人の憎しみとか妬みとかを浄化してくれる感じがする。 ほんとに大好き。 外伝もラ・メール星物語も読む。 ありがとう、パセ伝。

2020/01/25

[りー]

何回も読んでいるので、ストーリーもすべて分かっているのに、心に衝撃を受けてしまう。 パセリとミモザがくり返してしまう光と闇は、だれの心の中にもあるんだなと思ったし、自分の中の光と闇についても、すごく考えさせられました。 「パセリ伝説」は、何度読んでも、やっぱりまた読み返したくなる本です。 ただ、１２巻で完結ではなくて、やはり外伝で完結ですよね。隼人のことがあるし・・・。 「ラ・メール星物語」の「アクアの祈り」まで読まないと！ ”二つで一つの物語”っていう意味がよく分かりました。 読んでない人はお勧めです！

2014/10/14

[みみおび]

読んだ記録。面白かったな!自分に子供ができたらおすすめしたいな〜。

[こゆき❄️]

感動の最後！って感じ 守り石の方も読んじゃったから隼人くんがどうなったかがわかっちゃうのがちょっと楽しみ不足だった… でもやっぱ最後に隼人くんと再会(？)したところは感動だった！ やっぱパセリ伝説面白いね！ また読みたい！

2019/07/24