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内容説明
ある晩、亜樹は不思議な夢を見た。『亜樹,秘密さ おべでるか?ばあさんと、あのわらしを助けてけろ。』その「ばあさん」、大おばの葬儀のために遠野へ向かった亜樹一家。やがて亜樹の前に、なんと座敷ワラシがあらわれた。亜樹が幼いころ交わした秘密の約束とは?あやかしたちが、いまなお息づく遠野の里で、大おばさんの魂を救うふたりの冒険がはじまる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
27
表紙絵も中の水墨画風の淡いタッチの挿絵もとても可愛らしくほのぼのした気分で読めました。児童書ですが、妖怪の定義や霊のあり方などはしっかりとしたルールの中で作りこんであり、またはっきりした流れも書かれている設定は素晴らしい。しかしいかんせんルビの多さに辟易してしまう部分が……。その文章の合間の多さもあちら側とこちら側を行ったり来たりする余白の様でした。なんといってもお経ブラザーズや寿々子をはじめ、主人公以外も子どもたちが可愛いねえ。ひとまず一冊読んで満足。余力があれば続きを読んでみたいです。2011/11/27
こりらっち
6
絵が友風子さんなので。妖怪がでてくるとかってワクワクする。序章って感じだから続きが楽しみだなーすごい面白くなりそうな予感!2012/02/12
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
6
「遠野」に「座敷童子」というだけでワクワクします。名前の付け方が分かりやすくて面白い。★★★2008/09/25
耳たぶ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
5
イラストも文も可愛い。私の中で児童書で久々ヒット。亜樹とタミちゃん以外にも楽しいキャラが多くてほんわかしちゃった。2011/07/12
なんぱん
4
小学生だったのは少し前だけど、亜樹が妹に言っていたようなことを自分も言っていた覚えがあります。大人には大した意味がないようにみえることでも、自分にとってはとても大切だったことがあったのを思い出しました。子どものときの気持ちを忘れたくないなと思わされました。2015/05/30