100年インタビュー<br> 演劇ほど面白いものはない - 非日常の世界へ

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100年インタビュー
演劇ほど面白いものはない - 非日常の世界へ

  • 著者名:蜷川幸雄
  • 価格 ¥1,200(本体¥1,091)
  • PHP研究所(2015/12発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569782508

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内容説明

各界一流のプロの半生をインタビューで解き明かす人物ドキュメント「100年インタビュー」(NHKBSプレミアムで不定期放送中)の単行本化、第7弾。今回は、演出家の蜷川幸雄氏。アングラから現代劇、海外の古典に至るまで幅広く演劇界を牽引し、鮮烈な演出は世界の観客を魅了し続けている。少年時代から人一倍羞恥心が強く、自意識過剰。それを乗り越えるためにムキになり、ガチガチに緊張してしまう蜷川氏は、芸大受験に失敗し、劇団の研究生に。口が達者で、役を選び、偉そうに先輩に口応えし「貴族俳優」と呼ばれた。それでもなぜか先輩にかわいがられ、下手ながら演技が面白くなってきたが、自分の俳優としての将来に限界を感じ、演出家に転向する。演出をするときは、羞恥心がなくなるという不思議。灰皿を投げ飛ばしながら役者たちの心を動かし、「世界のニナガワ」と呼ばれるまでの軌跡をたどり、蜷川氏の演出の奥義、そのパワーの源に迫る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

morinokazedayori

49
★★★★NHKで放送された『100年インタビュー』の蜷川幸雄の回をまとめたもの。世界のニナガワの子供時代や演劇との出会いは興味深く、演出家として大成するまでの苦悩や孤独が共感を呼ぶ。一番心打たれるのは、演劇へのエネルギッシュな熱い思い。蜷川氏に演出されたお芝居を観てみたかった。2016/08/22

しーふぉ

25
蜷川幸雄の舞台を見たことないまま見る機会を失ってしまった。交友している人々が安藤忠雄、カズオ・イシグロと一流。ナイフを突きつけられた話しが衝撃でした。2017/03/26

美紀ちゃん

21
虫の話とか、引っ越しそばの代わりにラーメンを食べた話とか、感じたのはえらく神経質な人だなということ。ジャックナイフ事件は印象的。文字が大きくすぐ読める。2012/09/29

りえこ

16
インタビューをまとめたもの。読みやすくて面白かったです。もっと細かく、たくさんの内容が読みたいです。新しい発見とか、今まで書かれていないことがあまりなかったので、もっと詳しく聞きたいと思いました。2013/09/30

neimu

9
年配の人向け用なのだろうか、大きな文字で紙数も少なく、わかりやすく読みやすいが、少し物足りない。もっとも述べられている内容は迫力はあるのだが、演劇人として述べているというよりも、回想として淡々とした語り口、距離感があの舞台を作る人の語り口なのだろうかと、寂しいというか少々心もとなく侘しい気持ちにさせられてしまったのは、読み方が悪かったか。再読が必要か。図書館本。2013/02/14

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