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内容説明
震災を始め、数多くの問題が起きている日本と世界。これらの問題の本質は何か、そして、今後どうなっていくのか……? 日本と世界を取り巻く諸問題について、著名経済学者である著者がわかりやすく説くのが本書である。「東日本大震災とその復興」「電力危機」「円高・円安」「LCC(格安航空会社)の台頭」「ウォール街のデモ」「ギリシャ問題とユーロ危機」「中国経済の過熱」「TPPを巡る議論」「企業の大型合併」「止まらないデフレ」「消費税増税の是非」……こうした日々のニュースを取り上げながら、単なる解説に留まらず、「そもそも何が問題か」が理解できる内容となっている。知識の整理にも、複雑な問題を考えるためのヒントにも。「自分の頭でニュースを理解したい」と考える人、必読の一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
13
消費税増税賛成やTPP参加推進など、良くも悪くも経済学者目線の著作。ある程度いたし方ないことではあるとは思うけれど、目下私のスタンスとは異なっている。2012/10/09
東隆斎洒落
2
2012年5月の本なので少々古いが、網羅的に大局が確認できる。個人的には、農業政策について、関税保護ではなく所得補助、兼業農家からプロ農家へ、株式会社の参入など、逆張りの発想は参考になった。その他、震災、為替、航空、TPP、アジア、欧州、消費税、電力、グローバル化等々、『やるべき事は、ネットや本に載っている。それをいかに実行するかが最も重要。』ごもっとも。2013/02/02
Stevie G
2
新聞・雑誌の連載物を整理しただけのものなので、確かに深堀りがなく目からウロコのような見方や理論展開はありません。ただこのような当たり前ともいえる常識的な理屈を、国内外の政治情勢や一部の利益団体の思惑の外側で淡々と繰り返すのことも、平均的な市民感覚をじんわりと醸成していくためには大事なことかもしれません。 この文章が静岡新聞にも連載されていたと書いてあるのを見て、静岡で会社社長をしている友人が伊藤先生をある会合の講師として是非お呼びしたいとしきりに言っていたのはこれだったのかなと思いました。 2012/09/12
クロネコ団
2
書いてあることは事実の確認だが、項目毎に簡潔な要点のまとめが記載されているのが非常に良いです。2012/04/29
ばぶでん
1
奇をてらわないオーソドックスな正当派の立場から、コンパクトな記載で判りやすさを前面に出して書かれている。ただし、この本のコンセプトからすれば全く当然だが、あまり知られていない新しい話や理論を期待してもだめ。2012/12/20
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