内容説明
『女帝』『特命係長 只野仁』『カラマーゾフの兄弟』など
数々の大ヒットドラマを生み出した人気脚本家、待望の処女作!
ワクワクして、勇気がわいて、
しかも涙がこぼれる。
テレビドラマ界の大人気脚本家がはじめて放つ、
最高の冒険ファンタジー小説が誕生。
青い髪に生まれ、「バケモノ」と呼ばれる少年、キラ。
失意のなか、森で出会った老師に導かれ、
どんな願いも叶えるといわれる
「七つのストーン」を集める冒険に出る。
そこで見つけた、勇気のMINAMOTOとは……。
壮大な世界観とともに描かれる、
新しい自分に生まれ変わるための
「心」のつくり方。
「最初の一歩が一番こわいけん。
ほれは見えない橋に踏み出すような勇気がいる。
ほなけんど、踏みしめた足元に橋がかかる。
わかいし(若者)よ、臆病なまま夢をつかめ」
老師はそう告げると、ふっと消えた。
キラは、再び「伝説の聖櫃」をもとめて、
クイチピチュ(虹の峰)に向かって歩き始めた。
(本文より)
*目次より
第一の石「赤」
第二の石「オレンジ」
第三の石「黄」
第四の石「緑」
第五の石「青」
第六の石「紺」
第七の石「紫」
老師(ラオシー)の教え
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mariya926
126
うーん。なんかニューエイジ思想なんですよね。感情を色と形にして手放すは取り入れようと思いました。2021/04/28
Eiichi
40
この歳になるまで、それなりに自己啓発本やセミナーに首を突っ込んだりしてきて、最近トキメキ無いな~と思っていたら、この本は、意外に、スットーンって腑に落ちました。さすがの脚本家系、作家さんらしく読みやすく、素直に良いと感じました。2016/06/18
かまど
34
元気をくれるアドベンチャーストーリー』 12歳の少年が、冒険をとおして勇気を手にし、成長していく物語。 主人公キラは、青い髪という特異体質が原因で心に傷を抱えながら暗い日々を過ごしていました。 父母はこの青い髪が原因で別れてしまい、いまは母ひとり子ひとりの貧しい生活の中にいます。 (つづく)2016/02/28
marco
32
読んでいる際に、「スター・ウォーズ エピソード4」と重なってきた。セパレーション(別離)、イニシエーション(彼方での闘争)、そして、リターン(英雄になっての帰還)という神話の基本フォーマットに則ったストーリー展開。わかっていても面白いんですよね。それが神話というものだから。2016/01/31
楽駿@新潮部
25
読書会仲間本。この本を貸してくれた友人とは、ネトゲで知り合ったお方だが、この本のつくりもRPGみたい。順番にクリアしながら、大切なことに気づき、いつの間にか、考え方がシンプルになっている。この本を読んだからか、そういえば、気が重い家族のお里に帰るミッションも、今回は、行かなければ、ではなく、年齢を重ねて、自分からは遠出ができない義母のためにも、帰りたい、と思っていた。行きたくない、やりたくない、には、きっと理由がある。心ときめかないから。良く思われることを望まなくていい。自分の本当の心に耳を澄ませてよう。2019/08/19
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