地方創生 実現ハンドブック 人や仕事が増え、地方が元気になる処方箋

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地方創生 実現ハンドブック 人や仕事が増え、地方が元気になる処方箋

  • ISBN:9784822279639

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内容説明

人や仕事が増え、地方が元気になる処方箋
「まち」に活力を取り戻す「地方版総合戦略」に携わる 自治体担当者は必携

 製造業の海外進出が定着し、地方が工場を誘致して地元に活気を生み出すのは難しくなりました。地方を元気にするには、地方が自ら産業を育て、人が集まる環境を作り出す「地方創生」が重要になっています。
 国の戦略に沿い、2016年3月末までに全国の自治体は、地方創生のための総合戦略を策定することが求められています。本書では、全国各地を取材し、地方創生の成功事例17件、地方で新たな産業を生み出す核となるベンチャー企業、地方有力企業の情報690社分を掲載し、総合戦略の策定を後押しします。
 これからは、東京のまねをしても、地方は元気になりません。地元の魅力的な人、観光資源、伝統工芸などに着目したり、地方ならではの課題解決を考えたりして、その地方ならではの産業を育てていくことが重要になっています。そこでは、ベンチャー企業や地方有力企業の小回りのよさが効果を発揮します。地方に眠っていた人や資源をうまく結びつけ、「まち」に活気を生み出すベンチャー企業や地方の有力企業が活躍を始めている現場をきめ細かく取材して紹介しています。
 地元を元気にしたい自治体関係者、地方企業経営者、まちおこしに取り組むNPOの方などに役立つヒントが満載の1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

32
半波半IT(サーフィン)、半農半IT(農業)、半輪半IT(自転車)などのクリエーティブな人材が集まりだした(15頁)。団塊ジュニアの出生率は高くない(21頁)というのは、大前研一氏の『低欲望社会』でも指摘されていたと思う。産業振興で興味深いのは、日南市の飫肥杉デザイン(98頁~)。地域資源のブランド化は発見-磨く-発信のサイクル(102頁)。縦割りの市役所で部署横断のプロジェクトチームを組織(104頁)。2016/03/04

フック

7
地域活性化の具体例と、かかった金額、具体的なキーパーソンの名前、行動に移すにはどうしたらいいか書かれていてリアリティがあって良かった。ただ良い例として紹介されていることが5年たった今検索すると規模が縮小していたり、消滅しているとやはりベンチャーの持続の難しさを感じる。ワンマンで物を進めるとその人がいなくなった時にどうするのかと思ってしまう。 ファクトリエの社長のインタビューは感動した。慣例でがんじがらめになった業界を変えていく実行力を自分も持ちたいし、そんな働き方をしたい。2021/01/21

☆ツイテル☆

2
フライヤー2022/01/25

下東尚皓@fintech/ベンチャー/投資

1
2015年出版の本書。地域での成功体験、地域企業ピックアップ等幅広くカバー。この手の本を読むと本気で地方創生に取り組んでる人はちゃんといるし、一定の成果を出しているんだなと胸が熱くなる。あとは、いくらインターネットで効率化が出来ても信頼関係がないと何も進まないこと。当然かもしれないが、意外と当事者になると「便利だから使われるだろう」という考え方に陥ってしまう気がする。よい本。2020/12/12

Satoshi Murai

1
読んだ2016/02/27

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