内容説明
選手は全て実名で登場! 壮大なる誘拐劇
米国遠征から帰国したなでしこジャパン21人が消えた――。十津川警部は一人難を免れた澤穂希選手と協力しながら捜査を進めていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オーウェン
51
2011年になでしこジャパンがW杯で優勝したことがきっかけになったのは間違いないが、それでもなでしこジャパンを誘拐して身代金100億を要求するというトンでもな事件。 それを十津川警部が担当するのだが、協力者に澤穂希。 なでしこジャパンの選手が実名で出ており、監禁された場所や誘拐の目的。 それをいかにして十津川警部が暴くのか。 スケールの大きさはかなりのものだが、最後に決勝を見るというお気楽さ。 題材がなでしこだからしょうがないが、現実オリンピックの決勝で日本はアメリカに負けてます。2023/09/22
aaboo
3
最後のどんでん返しが面白かった。2021/04/17
へー
2
なでしこの選手が多数実名で登場し、澤が十津川警部とタッグを組むというのに興味をそそられて購入。初めて西村京太郎の作品を読んだけど、読点多過ぎて読みづらい。話の方は、サッカーファンとしては随所にツッコミどころ満載で笑える。なでしこの超強行遠征日程(気にする人いないやろうけど・・・w)とか、やけに他人行儀ななでしこ間の会話とかw そもそもミステリーものとしても現実離れしすぎてて。誘拐犯への要求とかもうムチャクチャw 気楽に読むにはいいかな。2015/12/20
CEJZ_
2
1P16行。西村京太郎の本は、文庫であれノベルスであれ、表紙が美麗なグラフィックで、いつどれを見てもカッコイイなあと思う。文章は毎度簡潔で読みやすい。今作の一行目は名前と紹介の一文である。今回はサッカーなでしこが実名登場と、身代金100億円という奇想天外な設定に興味を持つ。鉄道であれ路線であれ、日本各地どこであれ、わたしはどうでもいい。オススメは新刊文庫で西村作品を読むこと。読み始めてすぐ、このまま浸り続け、読み終えたくないなあと思うのだが、毎度すぐ読み終わり、また別の西村京太郎作品を読み始めるのである。2015/12/09
まめとら
1
楽しかったです2021/06/16