内容説明
具体的な契約事例から想定されるリスクを理論化し、リスク回避・紛争予防を目的とした契約書作成方法を掲載。契約上の法的な問題点を抽出し、契約書で適切に表現する能力の育成に役立つ一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
02235
1
同じことを繰り返し述べているようにも感じるが、内容は悪くない。まず、予防法務で最も重要な契約実務の基本や心構えなどについて述べられ、次に多くの契約書に共通する一般条項についての解説、その後基本的な契約パターンの解説という流れ。抽象的な法律知識が、契約書でどのように表せるのかを知ることができる。契約実務は、法的に有利・不利をチェックするだけでなく、ビジネス上求められる事項が法的に有効な形で記載され、リスクを精査した上でその対応を定めるともに、実現するためのエンフォースメントにも配慮される必要がある。2013/12/01
ＧＯＯＤ_ＪＯＢ
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Ｂランク。類書「ビジネス契約書の基本知識と実務」を基本としつつ、不足部分をこれで補う形でよろしいかと。
Masaki Sato
0
いつ購入したか忘れたが本棚の奥から発見しコロナ禍で時間があるので通読（民法が改正されて時代遅れな部分は斜め読み）各種契約のひな型とともに条項の実務上の位置づけと通り一遍の理論的な説明が付されているので、薄っぺらいマニュアル本より有用。2020/05/26
