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内容説明
皆既日食の日,多良湖岬のホテルで波の一撃をくらったぽっぺん先生は,模型のヨットにのって海図にない潮目をただよっていた.水先案内役としてあらわれたのは,1羽のワライカモメ.めざすは幻の島アルカ・ナイカ.やがてヨットは,生き物であることをわすれた人間への呪いにみちた,不気味な魔の海へ突入していく!
目次
目 次
序 曲 それはいきなり始まります
第1幕 東東へ進路をとれ
第2幕 笑う箱船
第3幕 黄金の悪魔
第4幕 サバトピアの歌
終 曲 そしてゆっくりと終わります
悪魔たちへの鎮魂歌
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
53
ぽっぺん先生第3作。単行本の方で読む。241ページ。例によって先生は、いきなり異変に放り込まれる。1羽の愛すべきカモメとの冒険記。読んでいけば、カモメの言うことを聞いておくのが、一番安全だとわかるのに、先生は人間としてのプライドで逆らってばかり。そして案の定、恐怖の出来事にたたき込まれる。これは夢なんだろうか、いやそうではない。ラストを最後までよく読もう。さて始まりの部分だが、ディテールを追っていくと、実によく考えられた書き出しだと思う。すぐ引き込まれますね。2020/05/22
たつや
48
ひねくれた読み方をすると、なぞなぞの本、大学の沼の生態系、と来て、次は何にしましょう?「海でいいんじゃない?」という打ち合わせがあったのかな?と思わせる雰囲気、突然すぎる航海はさほど気にはなりませんが、絶滅種の鎮魂歌というのを読んで納得。2017/02/07
たぬ
17
☆4.5 期せずして航海に乗り出す羽目になったぽっぺん先生(とカモメの女子)のドキドキハラハラ大アドベンチャーだよ。駄洒落の応酬に小学生の自由帳から飛び出してきたようなへんてこな動物たち。かと思えば処刑されたイギリス国王やら進化論やら知的な面も覗かせてる。ぽっぺん先生と奇妙なメンツの問答がもう笑えてしょうがなかったわ。存在は知っていたけど読むのは初めてのこのシリーズ、想定外に面白くて確かな満足です。2024/10/03
Tちゃん
1
話がいきなりはじまりドンドン進む。ぽっぺん先生が奮闘するさまや呑気さが面白かったり、次々起こる超常現象(?)がおどろおどろしかったり、とにかく話が停滞しない。 そしてラストはしっとり、少し切ない。ツンデレカモメが健気で泣かせてくる。 2024/01/27
ふしぎちゃん
1
ホテルに泊まっていると突然、波に襲われてドアを開けると海だった。遠くに自分が止まっているはずのホテルが見える。フロントに連絡するとぽっぺん先生は部屋に置いてあった船の模型を盗んで消えたことになっていた。ぽっぺん先生はその船に乗っていた。一羽のカモメに導かれてアルカナイカの国を目指す。不条理な話しが展開する。2022/04/11
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