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内容説明
彼らはいかにして、動かないものを動かしたのか?
映像授業によって途上国に教育革命を起こした26歳と、8人の挑戦者たちが“動かない社会”への答えを導き出す。
バングラデシュ、ルワンダ、ガザ、ソマリランド……「e-Education」の映像授業は五大陸から“国ではない国”にまで教育革命を起こしてきた。
なぜ26歳の若者が、世界の果てまで動かすことができたのか。その成功の裏には最高の恩師やメンター、素晴らしい仲間たちとの出会いとつながりがあった。
クレイジーな自分を大切にすること、人間のハブを見つけること、中学生でもわかるシンプルさを追求すること……人のつながりは、社会を動かすためのヒントを教えてくれる。
そして、社会の動かし方は一つではない。それぞれのスタイルで動かない仕組みや人々、組織に挑戦している若者たちの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kana
30
正直、社会の為に行動する若い人を知ると、自分が何もしてないことに苦しくなるのだけど。その痛みを感じる為に時々敢えて触れてみる。扱う問題自体より登場する方の原体験と思考回路を紐解く面白さで一気読み。著者は圧倒的な行動者です。が、志半ばで度々心折れて引き篭ったり反省の仕方が雑だったり、周りにもいそうなダメ人間的要素も持っていて、ただそれを包み隠さず晒け出す所に彼の非凡さと飾らない人柄を感じました。類は友を呼ぶのか、彼には志を同じくする仲間が沢山いて、私もこんな人達と対等に話せるようになってみたいと思いました。2016/08/06
Nobuko Hashimoto
24
税所君の本を読むのは3冊目かな。変わらない行動力に圧倒される。世界中に最高の教育を届けるという彼の活動は、リクルートに入るという転身で新たな局面を迎えているようだが、彼のことだからきっとまた独立してどんどん事業を興すのだろう。後半は彼と同世代で活躍する若手リーダーたちの紹介。これがまたパワフル。どの人も良き師(血縁含む)、メンター、仲間との出会いや支援を得て飛躍したことを自覚しているところに好感が持てた。それにしても若くしてみなさんすごい実績、業績をあげているなあ。(@_@)2018/11/28
みねたか@
23
各地の途上国で、ネット配信の教育事業を立ち上げた若き起業家。彼が自身について語るのは、数々の失敗を重ね,多くの大人から叱責を受け、あがいてきた軌跡。それは世慣れない不器用な若者の姿そのもの。しかし、本書後半掲載の著者による8人の若き挑戦者たちのインタビューで印象は反転。もちろん8人それぞれの思いや活動も魅力的だが,インタビューを通して著者自身の類まれな着想力と行動力,そして周囲を巻き込む渦のような魅力が浮き彫りになる。大人の責任は若者の失敗を許容する社会を作ることという指摘。グサッとくる。2019/03/22
Kentaro
23
本書を読むと、まだまだ見上げた若者が沢山いることに驚きを感じる。そして、「ノブレス・オブリージュ」という訓示が心に残った。多くを与えられた人は多くのことを期待されるというものだ。日本という恵まれた国に生まれ、なに不自由なく高度教育を受けられ、多くを学んだものは、それを社会に還元するような活動が出来てこそ、価値を最大化できる。 そんな考えで開発途上国に飛び込み、そこにある課題を解決する施策を考え、ビジネスにし、しっかりマネタイズし、現地の経済に貢献する。 こうした活動をする若者たちを多数紹介してくれている。2019/02/04
wiki
18
熱い。本から熱が伝わってくる。何かを為したい、成し遂げたいと思っている著者と、その熱に動かされた人や、同じように志を持つ人たちなど。何かに死にものぐるいで打ち込める、そうしても後悔はないと決め切れる何かがある若者は幸福だな。それが見つけられたのが年寄りになってからとかになると、身体に制限が掛かってしまう。皆、やりたい事だから大変ではあっても目が輝いている。元気になりそうだな、こういう人たちに会えば。2019/03/09
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