プーチンの実像 証言で暴く「皇帝」の素顔

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プーチンの実像 証言で暴く「皇帝」の素顔

  • ISBN:9784022513229

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内容説明

救国の英雄か、恐るべき独裁者か。プーチンの評価は真っ二つに分かれる。等身大のプーチンはどのような人物なのか。プーチンと実際に接したことがあるKGB時代の元同僚や、イスラエルの情報機関の元長官などの貴重な証言をもとに実像に迫る。朝日新聞連載に大幅加筆して、待望の書籍化。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむら

43
朝日新聞に連載してる時からプーチン面白いなと楽しみに読んでた記事が1冊にまとまりました。しかも大幅加筆。正直ロシアのことはいつソ連からロシアになったっけくらいのお粗末な知識しかないもんで、国際情勢の難しいとこはゆっくり読んだ。こんなレベルの読者にも大変わかりやすく書かれてるし、なんつってもプーチンが面白いよ! 元KGBで人たらしの孤高の皇帝だよ! だいぶプーチンに詳しくなったので今後のニュース報道楽しみ。2015/11/26

山口透析鉄

28
これも市の図書館本より。2015年の本なので、中露・BRICS等を取り巻く環境、だいぶ変わってはいるでしょうが、一定読むに値する本なのは間違いないです。 プーチンの人たらし的な部分や柔道家の部分、受け答え等の見事さを見るに、アベ政権では相手にされなかった理由は分かります。外交の場でも振り仮名つきの原稿を読んでいるだけでしたので。 国際政治の現場の厄介さ、選挙に振り回されない政治、長期政権の弊害といった言葉も浮かびます。元はエリツィンの代わりの傀儡だったはずが本人に能力があったのでしょうし。(以下コメ欄)2024/11/27

澤水月

26
おそロシヤ検証労作今年NO.1。冒頭、柔道山下に拗ねつつ安倍誕生日を諳んじ電話。ベルリン壁壊した暴徒一人で追い払う(欧で人格形成)。森の父墓話題から懐入り本当に墓参、人たらしの危険な魅力。初め相手情報暗記に励む姿。15年3月に11日間も失踪。愛人出産?体調?火消し「完全に元気だ。握手したら相手の骨が折れる」!権力掌握時の友人ベルルスコーニ!サルコジ、森ら引退、安倍だけ友達(左右?)、冷戦勝敗の不信と武道家として双方負けぬ「引き分け」こだわり。海千山千相手インタテクも。刊行直後、薬禍のIS墜落の…続編希望2015/11/16

アン子

14
真偽のほどがわからない様な伝説?に事欠かないプーチンに個人的には魅力を感じる。人生の中で唯一、心穏やかに過ごしたのではないかと思われるドレスデンでの時、それも簡単に壊れると言う恐怖の様な物が強硬な現在に繋がっているのかもしれない。現在ロシアの愛国主義は「ロシアは誰からも恐れられなければならない、その一方で誰からも好かれたいとも考えている。恐ろしいと思う相手をどうして愛することができるだろうか」ロシアだけに言えることだろうか…権力を手にすればするほど孤独になっていくのが何とも切ない。2016/08/22

TKK

12
ウクライナ問題以降欧米諸国と対峙するようになり全体主義を強めてきた感のあるロシア、そのトップに君臨するプーチンは本来とても人好きのする魅力的な人物なようです。G8を追放されてから欧米に対し疑心暗鬼に陥っているように見えますが、世界に影響ある大国なのですし、話の合わないものを排除するのでなく対話を大切にしてほしいな・・・と個人的に思いました。混沌とした世界情勢を少しでも正確に知りたいと思い、なるべく信頼できる書籍を選んでます。2016/01/12

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