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内容説明
決死の中国現地取材を敢行!
北京から飛行機で1時間。内モンゴル自治区のオルドスはかつては石炭で栄え、2010年には一人あたりGDPが中国全土で首位に立ったこともある。インフラを整備し、高級マンションやホテルが相次いで作られた。ところが今はどうか……。2012年に石炭価格が暴落し、習近平の「大気汚染対策」が追い打ちをかけ、石炭産業は壊滅状態となってしまった。その結果、オルドスからは人が消え、豪華な建物が颯爽と建ち並ぶのに、車や人が全然いないという不気味なゴーストタウン(鬼城)となり果ててしまった。
中国の不動産バブルの崩壊はすでに知られていることだが、次の株式バブルは政府主導によるものだった。不動産バブルに代わるものとして株式バブルは登場したのだ。そんなバブルが弾けるのは当たり前だ。敏腕ファンドマネージャーはもとより、個人投資家たちが相次いで自殺するなどとんでもない事態に陥っている。ところが、中国政府には打つ手がない。
中国経済の崩壊・・・それは全世界にどういう影響を与えるのか。そして、どういう結論を迎えるのか。日本はどう対処していけば、この難局を乗り越えられるのか。気鋭の経済評論家が見事に読み解く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
29
中国経済のGDP成長や株価バブルは共産党政権の人為的に作られたものである。鉄道貨物輸送量が大幅減にも関わらず、GDPが7%も成長したり、内モンゴル自治区の豪勢な街並みの中、人とすれ違うこともない違和感も、GDPの底上げには寄与している。もし中国経済がおかしくなった時に日本への影響は難民問題だという。 13億の中国人の仮に0.5%が難民として日本にやって来るとすると650万人もの人たちが押し寄せる。しかもこの人たちの多くは、共産党から確実に反日教育を施されている可能性があり、国家存亡の危機だと警鐘をならす。2019/07/19
ぷれば
27
2015.12.6発行。ここ半年間の世界経済の動向に関する一端などが、本書で確認できる。ひと頃、中国崩壊の危機などを書籍やネット上でも、目にする機会が多かった。が、最近は以前ほど知る機会が減ったように感じる。沈静化したのか?更に混迷は深まったのか?中国に限らず、世界情勢がますます混沌としている。他書も読んでいきたい。2016/05/28
mazda
23
李克強が自国のGDPを信用していないのには、もはや笑うしかありません。鉄道利用量、電力使用量など、国内活動を反映する指数を見ているようですが、これらは大きく下がっているので、GDPも正確に出せば惨憺たる状況だろうと思います。人件費が高騰していながら撤退に莫大なコストがかかるので、中国に進出した企業は身動きが取れない現状にイライラしていると思われます。爆買いにも政府の規制がかかった以上、中国の経済的なメリットは皆無かも知れません。製造業の国内回帰を願っています。2017/11/14
だろん
10
久々に、いつも目つき顔つきが危なそうな三橋さん書籍w 相変わらず安倍政権の財務・経済運営に手厳しいようで…もう、安倍さんは総理であって、ワンマン社長のように大鉈ふるえる権力者でもないのにー。でも、三橋氏の論拠や展望はスッキリしたものです。スティグリッツ本の後だから余計にそう感じるのかな。三橋氏本人やその論調に対する好きやキライはおいて、たまには彼のラジオや著書に触れたほうがいいか…2016/05/16
ちくわん
9
2015年12月の本。中国人の方がアメリカ人より個人主義でグローバリズムを推し進め兼ねない。気になっていた作家だが、読みやすく分かりやすい印象。私生活では何かあったようだが、こと中国に関しては最新の情報を入手しなくては。一人っ子政策がどう響くのか気になる。 2019/07/10
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