ネットと愛国

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紙書籍版価格 ¥990
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ネットと愛国

  • 著者名:安田浩一【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 講談社(2015/12発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062816328

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内容説明

【第55回 日本ジャーナリスト会議賞受賞・第34回 講談社ノンフィクション賞受賞】 「弱者のフリした在日朝鮮人が特権を享受し、日本人を苦しめている」。そんな主張をふりかざし、集団街宣やインターネットを駆使して在日コリアンへの誹謗中傷を繰り返す“自称”市民保守団体。現代日本が抱える新たなタブー集団に体当たりで切り込んだ鮮烈なノンフィクション。「ヘイトスピーチ」なる言葉を世に広め、問題を可視化させた、時代を映し、時代を変えた1冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

271
今問題になっている在特会について詳細に書かれた1冊。私も昔在特会に一時期活動はしてないが動画を見て共鳴を覚えた時期はあった。一線を越えて実際に活動はしなかったが、確かに在日特権というものがあると思い込んでいた。しかし色んな本を読み疑問が湧いてきて懐疑的になっていた。どうもそこまで特権というのがあるのか?そんなに相手を痛めつけてまでやらなければいけないものか?どうも宗教っぽいなとかそういう疑問を本書は丁寧に解説されていてよかった。2016/06/29

hatayan

58
在日韓国・朝鮮人を排斥するヘイトスピーチで注目を集めた「在特会」に密着したルポ。 フロムの『自由からの逃走』を引いて、孤独でうまくいかない人が在日を攻撃することで生きる意味を見いだし、歪んだ承認欲求を満たす構図があると解説。 著者は自分の「いけてない」過去を重ね合わせながら創設者や会員に丁寧に話を聞き取り、在特会は必ずしも異質な存在ではなく、普段は自覚されない我々の差別の意識を先鋭化した「隣人」ではないかとの結論に至ります。 在特会的なものが生まれる時代背景にまで深く踏み込んだ、読み返すに値する名著です。2020/04/05

こも 零細企業営業

28
全て取材して書くコレぞジャーナリズムだと思う。 役所の発表を垂れ流す記者クラブのタイピング記者とは違う。 右も左も関係ない。 皆んな貧乏で、鬱憤が溜まっていて救いを求めてる。 そして支援される人を見付けると嫉妬する。 それがヘイトスピーチをする在特会だったりするのかもしれない。 その対極にいるしばき隊なのかもしれない。 結局、皆んな救われたいんだよ。 2019/11/21

daiyuuki

28
在特会会員そして会長桜井誠の根本にある歪んだ承認欲求そして常軌を逸した虚勢、在特会を産み落とした日本人の中にある日常生活の中で感じる不安や不満そして人間関係に難点を抱える在特会会員が在特会に求めたものは擬似家族的な空間や承認欲求を満足させる場所、在特会が間違った方向に導く人生などが上手くいかない人のルサンチマンを救うために既存の社会運動が何をすべきか、社会に排外主義的な在特会的な憎悪が根を張り始めている現状にヘイトスピーチ規制などどんな策があるのか考えさせられる傑作ルポルタージュです。2015/12/16

Miyako Hongo

23
ニコ動の政治カテゴリに動画が上がってるのは知ってた。見てないけど。□実経験として弱者はより弱者を意識もせずに攻撃するってのは判ってたけど、ここまで身も蓋もない現実を聞かされると凹む。自分、韓国キライやけど在日の人を攻撃しようとは思わない。日本に馴れてないアラブやブラジル人との摩擦なら判るけど、何十年も住んでる人間相手にそりゃねーだろ。□思うに、小学校でイジメられて集団の怖さ、承認される怖さが骨身にしみた事は幸運だった。でなきやこの方向に引きずられたかもと思う。それくらい誰にもある感情がこの運動の裏にある。2015/12/19

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