内容説明
タニアは失業中のナニー。面接が不採用になった夜、暴走族にあやうく轢かれそうになった。そのとき助けてくれたのが、赤いフェラーリに乗った、みるからに皮肉屋の美貌の男。しかも無礼にも唇を奪い、翌日、何百本も高価な赤いばらを贈ってよこしたのだ。“一夜を楽しませてくれたお礼に”という失敬な手紙とともに。怒りさめやらぬまま、タニアが次の面接を受けに行くと、なんとそこにいたのは、例のいけすかない男だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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若く魅力的すぎてシッターの仕事を断られ続けるヒロイン。事故に遭ったヒロインを助けたことでヒーロー宅のシッターになる。妻が自分を愛しすぎて亡くなった為に誰とも結婚するつもりのないヒーロー。それでもヒロインに惹かれてしまい自分の気持ちを全然抑えられない。嫉妬と勘違いからヒーローが出ていけと怒り出しヒロイン本当に出ていく。ヒロインが姿を消したときに初めて亡くなった妻の気持ちを理解し、愛を怖がることを止めて自分に正直になって迎えに行く。子ども達がすごく可愛い。後半のヒーローの変貌ぶりが変だけど好きな作品。2018/03/01