内容説明
『再会のクリスマスから』―ロウィーナは夫の会社のクリスマスパーティで社長を目にした瞬間、凍りついた。キアがなぜここに? 彼はロウィーナの兄の親友で、11年前、彼女の前から突然去った元恋人だった。夫の重大な裏切りでロウィーナがぼろぼろになっていると知ると、彼は親身に相談に乗り、励ましてくれた。でも信じてはだめ。ロウィーナは揺れる心を戒めた。
『届かなかったプロポーズ』―大富豪ロッコと庭師のアンバーは身分違いの恋人同士だった。だが、アンバーがふたりの関係をゴシップ紙に売ったと誤解したロッコは、冷酷にも彼女を捨て去った──彼の子を身ごもっていると知らずに。1年半後、再会したロッコに誘惑され、アンバーは熱い夜を過ごすが、すぐに深く後悔する。彼から愛人になるよう命令されたのだ!
『イブの口づけ』―アニーは経営学を学ぶ23歳の大学院生。母が務める会社の社長の息子に憧れ、いつかは彼とカップルになることを夢見ていた。ところがイブのパーティの夜、彼女はヤドリギの下で副社長のミッチにいきなりキスをされ、これまで感じたことのない興奮を覚えて愕然とする。なんて無礼な人! でもなぜか彼の顔が頭から離れず……。
*本書に収録されている「再会のクリスマスから」は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
21
三作の中編が入っているお得な一冊です。悲しい別れをした初恋の男性と結婚後に再会する女性のほろ苦いロマンス、HQあるある・傲慢なのに傷つきやすい男子の誤解モノ、純粋な学生と30代の男子のときめき系なんですが、どれもHQらしいお話で面白かったです。図書館放出本。2021/10/28
akiyuki_1717
2
クリスマス間近で再読。感想は前回と大差ないけど、エマさんの再会のクリスマスまでは、何度読んでもほっこりさせられます。2019/11/24
akiyuki_1717
1
三部作アンソロジー。エマさん、レベッカさんは良かったけど、やっぱりリンさんは私には合わないですね。ヒーローが鬼畜すぎるし、こんな仕打ちを受けておいて、また誘惑に負けたり、アッサリ許したりと、ヒロインにも親としての自覚が不足していると思った。ある意味お似合いなのかもしれない。金持ちは人を疑っても罵倒しても仕方がないというリンさんのお得意の設定が何せムリ…エマさんの素敵なヒーローとは雲泥の差です。レベッカさんのヒーローもプレイボーイだったけど、祖父母を大切にしているのが理解できるしね。2018/04/08
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